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10期生【カンボジア遠征3日目・4日目】~JFAアカデミー福島ダイアリー~
2018年11月04日
カンボジア遠征3日目の今日、午前中にJICAに表敬訪問をして、その後トゥールスレン博物館を訪れました。
JICAでは日本のJICAがどのような活動を行っているかという話を聞くことができ日本とカンボジアの架け橋になっている事がよくわかりました。また、審判インストラクターの唐木田徹氏からカンボジアサッカーの現状をプレゼンして頂き非常に有意義な時間を過ごすことができました。
トゥールスレン博物館では、カンボジアに来る前に事前学習で歴史について調べていましたので、とても悲しい過去があったことは知っていました。実際に当時の拷問の様子や監禁部屋を目の当たりにすると、とても胸が苦しくなりました。しかし、カンボジアの教育では学校でこの内戦についての授業がなく、若い人の多くが内戦について知らないということでした。このような事実を知ることで、より平和の素晴らしさや命の尊さを学ぶことができます。2度とこのような事が起こらない為にも、この歴史的背景から目を背けてはいけないと感じました。
午後からはカンボジアのアカデミーと文化交流と試合をしました。文化交流で僕達は日本の魅力や日本サッカーとアカデミーについてのプレゼンを行い、今回の目的であるカンボジアに日本の魅力を伝えるという役割を果たすことができました。
試合では初めての国際試合ということもあり、いつもと違う雰囲気の中での試合で自分達のサッカーができず、カウンターから失点してしまい負けてしまいました。相手は非常にスピードがありそれを活かしたカウンターがとても上手いチームでした。相手の90分間集中力が切れず全員がフェアにハードワークする姿は非常に勉強になりました。上手いだけでは勝てないことを、身をもって知ることできました。もう1試合あるのでこの試合で出た課題を次の試合で改善して勝利できるように頑張りたいです。
吉田 尊・島藤 優貴(10期生:高1)
4日目の今日は、午前中に王宮と国立博物館を見学してきました。王宮はクメール建築で作られていて、生命力の象徴としてヘビがいたる所に彫刻されていました。カンボジアの宗教は仏教なので、王宮の中にはエメラルドの仏像やダイアモンドを装飾した仏像がありました。王宮はとても豪華でカンボジア国民にとって非常に大切な場所だという事が感じ取ることができ、日本では見られない光景をたくさん見ることができました。
国立博物館では、仏教についての説明がありとても興味深い話を聞くことができました。日本ではなかなか宗教や歴史的建造物について興味が湧かないのですが、このカンボジア遠征ではそれらについて深く考えるようになりました。
その後昼食を取り、17時からオリンピックスタジアムで練習をおこないました。昨日の試合は負けてしまいましたが、今日はみんな気持ちを切り替える事ができていたので、とても雰囲気の良い集中した練習を行うことができました。次の試合は必ず勝てるようにチーム全員で挑みたいと思います。
長田 悠里・三戸 舜介(10期生:高1)
#JENESYS2018
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