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SAMURAI BLUE(日本代表)候補 トレーニングキャンプ2日目も連係を深める
2022年01月19日
1月18日(火)、日本代表候補の19選手と3名のトレーニングパートナー、計22選手が参加しているトレーニングキャンプは2日目を迎えました。
初日から強度の高い練習を実施した日本代表候補ですが、この日も引き続き、みっちり汗を流します。トレーニング開始時の夕刻、温度計では5℃と表示されていましたが凍てつくような風がピッチに吹き込み、前日よりもぐっと冷え込みます。
そんな寒風吹き荒れる中、日本代表候補たちは松本良一フィジカルコーチの指導のもと、ウォーミングアップを開始します。まずはジョギングとボールまわし、軽めのドリブルで十分に身体を温めてから、ゴール前でのクロス&シュートの練習に移ります。中盤の選手たちが中央から配給役を担い、サイドの選手がクロスを入れ、ゴール前でフォワードとセンターバックが競り合う形のトレーニングです。ディフェンス陣は絶対に点を取らせないという気迫を見せ、攻撃陣は少しの隙をも見逃さないとばかりに得点を狙い、ハイレベルな攻防を見せます。
この日最後の全体でのトレーニングメニューは前日よりピッチサイズを少し広げた11対11のゲーム形式のトレーニングとなりました。齊藤俊秀コーチが時折、中央でプレーを止めながらポジショニングの修正やプレッシャーをかけるタイミングなどを細かく指示し、選手たちは最後まで集中して臨みました。
トレーニングキャンプ2日目ともなるとSAMURAI BLUE初招集の選手たちもなりふり構わず大きな声で指示を出し、密にコミュニケーションをとって互いのプレーを確認する姿が見られ、それぞれが充実した表情でピッチを去りました。
選手コメント
DF 西尾隆矢 選手(セレッソ大阪)
昨年、この日本代表活動に招集の連絡をいただいたときはびっくりして、徐々に実感がわいてきて嬉しい気持ちもありました。初めての練習を通して、技術面のレベルや質はとても高いと感じましたし、一つ一つのプレーに対してベテランの選手たちから声もかけてもらっているのでとてもいい刺激を受けています。ここにいる以上は自分の持ち味をアピールしつつ、先輩方のいいところを練習しながら学び、吸収して成長につなげたいと思います。自身は対人の強さを武器にしていますし、当たり負けするのが大嫌いで負けず嫌いな性格なのでこのキャンプでも強い気持ちで挑みたいです。
DF 山根視来 選手(川崎フロンターレ)
昨日のトレーニングがオフ明けから初めての本格的なトレーニングでした。細かいターンや切り返しの部分はこれから上がっていきますが、思っていたよりはできましたし、体力面は問題ないと感じています。
昨年は日韓戦やワールドカップ最終予選の重要な局面で試合に出場し、プレッシャーがかかる中でも一定のパフォーマンスを見せられたと思います。勝ったときの喜びなど、それを得るためにサッカーをしていますし、国を背負って戦う試合でプレーできたことは良かったと思いますが、もっと上げていかないといけないとも感じています。例年思っていますが、一年を通して個人としてより成長し、所属チームではリーグ3連覇やACLを取りたいです。日本代表にも選ばれ続けたいですが、とにかく目の前のことに全力で取り組んでいきたいと思います。今できないことをできるようになりたいです。
MF/FW 稲垣祥 選手(名古屋グランパス)
昨年3月のワールドカップ二次予選以来の日本代表活動になりますが、日本代表が少し身近になって、昔よりは親近感をもって臨めています。今後も呼ばれるために自身にしかできないプレーをし、現在日本代表に選ばれている選手とは違う価値を出せるとは思っています。少なくとも自分の中では胸に秘めながらプレーしていますし、ボランチとして得点が取れるところは武器だと思っています。それを証明できた昨シーズンでしたし、そういう存在感は今後も出していきたいです。ただ、日本代表は中盤で良い選手が揃っています。海外で活躍している選手も能力が高いので、参考にさせてもらいながら自分も生き残っていきたいと考えています。怪我人の報道が出ていて、日本代表にとって怪我人が出ることは良くないことです。ただ、自分を含めた常連ではない選手たちにとってはチャンスを掴めるか掴めないかで自身の価値が大きく変わってくる。そういう機運はあると思います。
MF/FW 江坂任 選手(浦和レッズ)
所属チームではオフの期間だったので、やっとこのトレーニングキャンプが始まったな、という思いです。二日目以降も楽しみです。自分はワールドカップイヤーだからといってそこを目指してサッカーをするというよりは目の前の課題や、自分が求められているプレーを全力でやることを心がけています。森保監督はプレーの切り替えと強度はかなり求めていると思いますし、試合の中でも一番重要視され、練習から自分を含めてみんなが意識していると思います。攻撃時の自分のストロングポイントを伸ばしながら、ボールのないところでの動きの質も高めていきたいです。
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