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【対戦チーム情報】中国代表 FIFAワールドカップ予選敗退から心機一転、若手選手中心で再起への第一歩~EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会
2022年07月22日
中国は昨年9月から今年3月にかけて行われたアジア最終予選(Road to Qatar)グループBで6チーム中5位に終わり、FIFAワールドカップカタール2022の出場権獲得はならなかった。外国籍選手が中国籍を取得してチーム力アップへの期待は大きかったものの、その成績は1勝3分6敗。SAMURAI BLUE(日本代表)との2戦も試合の主導権を握られ、0-1、0-2と敗れた。
直近の日本戦は1月27日、埼玉スタジアム2002が舞台。昨年12月に就任した李霄鵬(リー・シャオペン)監督の初陣だったが、13分に大迫勇也のPKで先制を許し、61分には伊東純也に追加点を奪われて完敗した。「相手のリズムに適応できなかった」と李霄鵬監督。勝機を見いだそうとしたサイド攻撃についても「日本の強いプレッシングで、それも非常に難しかった」と振り返った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響も見逃せない。ホームゲームを自国で戦うことができず、カタールやアラブ首長国連邦での開催を余儀なくされた。最終予選開幕前に71位だったFIFAランキングも78位に後退した。コロナ禍は大会開催にも影を落とし、EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会の開催断念、来年に予定されていたAFCアジアカップの開催権返上、アジア競技大会の延期と苦渋の決断を迫られた。
日本や韓国などが国際親善試合を重ねた6月の国際Aマッチデーでも試合を行っていない中国にとって、このE-1選手権は来年のアジアカップ、そして2002年日韓大会以来となる2026年のFIFAワールドカップ出場に向けて、再起の第一歩となるはずだ。
前述の日本戦は先発11人のうち7人が30歳以上で、平均年齢が29.3歳だった。しかし、今大会のメンバーはほとんどが1999年以降生まれで、いわばU-23代表。これに1月の日本戦で来日したDF蒋光太(ジャン・グァンタイ〈ティアス・ブラウニング〉、28歳)、FW譚竜(タン・ノン、34歳)という経験豊富な選手が加わる形で、チームの指揮を執るのもU-23代表を率いてきたセルビア人のアレクサンダル・ヤンコビッチ監督という陣容。若いチームが日本、韓国といった強豪を向こうに回し、優勝争いに絡めるかが注目される。
FIFAランキング:78位(アジア11位)※2022年6月23日発表
FIFAワールドカップ出場:2002年
対戦成績:日本の15勝7分7敗(得点37、失点28)
連盟 | 中国サッカー協会 |
---|---|
大陸連盟 | アジア |
サッカー連盟会長 | CHEN Xuyuan |
公式サイト | www.thecfa.cn |
大会成績 | 優勝:2005年、2010年/準優勝:2013年、2015年 |
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