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2022-2023シーズン開幕! 開幕節から波乱の展開に【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1】

2022年06月22日

2022-2023シーズン開幕! 開幕節から波乱の展開に【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1】

6月18日(土)、19日(日)の2日間、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第1節の6試合が行われました。

今シーズンのオープニングゲームでは、昨季10位のY.S.C.C.横浜と同4位のバサジィ大分が対戦。5分に左サイドからのパスを受けた菅原健太選手が、利き足とは逆の左足でシュートを突き刺し、横浜が先制します。その後は拮抗した展開が続き、1-0で第1ピリオドを折り返しました。これまで優勝争いを演じてきた大分は第2ピリオドで戦況を立て直したいところでしたが、22分には昨季まで大分に所属していた芝野創太選手に得点を許してしまいます。2点を追う中、惜しいシーンをいくつも作りますが、得点には結びつかず試合終盤の失点から3点ビハインドの苦しい展開に。まずは1点を取りたい大分は、新加入の高溝黎磨選手をGKに置くパワープレーを仕掛けますが、芝野選手にパワープレー返しを浴びさらにリードが広がります。その後は両者ともに得点が生まれず、4-0で試合終了。鳥丸太作新監督の指揮の下、初めてのリーグ戦を迎えた横浜が格上の大分を下し、オープニングゲームを勝利で飾りました。

昨季8位のフウガドールすみだは、同6位のシュライカー大阪とホームで対戦。立ち上がりに左CKを得たすみだは、栗本博生選手のパスに星龍太選手がダイレクトで合わせると、最後は清水誠也選手が詰めて先制に成功します。幸先の良いスタートを切り、このまま勢いに乗りたいところでしたが、その後は大阪の攻撃に苦しみ、4分にはセットプレーの流れから加藤翼選手にゴールを決められ1-1の同点に。なかなかチャンスを作れないすみだに対し、18分には大阪がカウンターから追加点。1-2で第1ピリオドを折り返しました。第2ピリオドでは、長い時間拮抗した展開がつづき、両者ともに追加点を奪えないまま試合終盤を迎えると、1点を追うすみだはおよそ3分半を残し栗本選手をGKにパワープレーを開始します。しかし、大阪のブロックからこぼれたボールをキャプテンの田村友貴選手が大きく前線に送ると、これを清水寛治選手が巧みなトラップからシュートにつなげ追加点。リードを2点に広げられたすみだは最後までゴールを目指しますが、得点を奪うことができずに1-3で敗戦しました。

また、同日にはFリーグ ディビジョン2も2022-2023シーズンも開幕を迎えました。オープニングゲームではデウソン神戸との接戦を制したヴィンセドール白山が4-3で勝利。昨季王者のしながわシティはアグレミーナ浜松を5-1で下し、幸先の良いスタートを切っています。

監督・選手コメント

永井義文 監督(シュライカー大阪)
伝統のあるすみだのホームゲームで、とてもアウェイの空気を感じましたし、彼らの良さが存分に出ていたゲームでした。その中でも自分たちの良さをしっかり出して、ゲームを勝利に運んでくれた選手たちを誇らしく思います。次節は湘南ベルマーレという豊富なタレントを持つチームとの対戦です。彼らの良さをこの試合のように守備でシャットアウトして、攻撃では質の優位性に対してポジションや数、戦術で上回って、見ているお客さんに伝わるようなワクワクするゲームができたらと思っています。

荻窪孝 監督(フウガドールすみだ)
大阪がキーパー攻撃を使ってくることは想定内だったので、それに対しての守備は十分に時間をかけてきました。実際にその局面で失点をしなかったのはチームとしてプラスです。ですが、自分たちの攻撃ではピヴォを使った戦術や4-0でスペースを使った戦術と、そこからのセットプレーでゴールを取っていこうと話していた中で先制点は取れましたが、攻撃にいったあとのカウンターからの2失点目が今日の試合のひとつのポイントになってしまったと思います。攻撃の終わり方や状況判断の精度をもっと上げていかなくてはならなかったので、切り替えて次のゲームに臨みたいと思います。

田村友貴 選手(シュライカー大阪)
試合前に永井監督から「今年の開幕は序盤で失点するだろう」という話がありました。案の定、僕たちは失点をしてしまい、難しい試合になると思いましたが、監督も選手も落ち着いてしっかり改善できたことが勝利につながったと思います。次節はホーム開幕戦です。湘南のフィウーザ選手はすごいGKで得点を奪うことはなかなか難しいと思いますが、チャンスの数を増やして、自分たちのフットサルをして、お客さんの前でしっかりと勝ちたいと思います。

栗本博生 選手(フウガドールすみだ)
監督も言ったように、準備してきたことは発揮できましたが、それ以外のところでネガティブな要素が多い試合でした。この試合だけではなく、昨シーズンからオーシャンカップと負けが続いていますが、チームがこのまま下がるのか上がっていくのかは開幕から3試合目ぐらいまでで決まってくるものだと思います。踏ん張って勝ち点を積み重ねると上位にいけるということはすみだに加入してからの経験で分かっているので、若い選手も多いですがチーム一丸となって次節では絶対に勝点を持ち帰りたいと思います。

Fリーグ2022-2023 ディビジョン1

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