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JFA 2023年 ナショナルトレセンU-14後期を開催

2023年11月28日

JFA 2023年 ナショナルトレセンU-14後期を開催

11月23日(木)から11月26日(日)にナショナルトレセンU-14後期の活動を実施しました。U-14は福島・Jヴィレッジ、U-13は静岡・時之栖で各地域より選抜された160選手が集まり、JFAコーチと各地域のトレセンコーチの指導のもと地域別の交流戦やトレーニングを行いました。

夜のミーティングでは、U-15日本代表の平田礼次監督が「これから日本の代表を背負って世界で戦っていくには」というテーマのもと、どのような要素を育成年代で身につけるべきかについて動画を交えながらレクチャーをしました。

選手たちはメモをとり、真剣な表情でミーティングに参加していました。

また今回、新たな取り組みとして、キャンプ期間中にポジション別トレーニングを実施しました。

トレセンでは「個を高める」ということを目標としています。より個人の武器を磨くことを目的に、各ポジションの特性を考慮したポジション別トレーニングを行いました。

選手達は様々な地域の、同じポジションでプレーしている同世代の選手に刺激をうけ、切磋琢磨していました。

最終日は地域交流戦ということで、トレーニングキャンプで学んだことを生かそうと、積極的にコミュニケーションをとり、チーム全体でハードワークをして試合に臨みました。

様々な地域の仲間たちと切磋琢磨した4日間を終えた選手たちは充実した顔つきで帰路についていました。

スタッフコメント

大畑開 中国チーフ(日本サッカー協会)
JFAナショナルトレセンU-14後期9地域交流戦が、9地域にJFAアカデミーを加え10チームでU-14は福島県JヴィレッジにてU-13は静岡県 時之栖 裾野スポーツセンターにて開催しました。
今回はM-T-M形式を取り入れ、またポジション別のファンクショナルトレーニングを実施する時間を設け、より選手の「個」にフォーカスして実施しました。選手も非常に集中して取り組んでくれ、とてもいい試みになったかと思います。
様々なタイプの選手が招集されている印象で、とてもポジティブにとらえています。将来性のある選手が増えてきているなという印象を持っています。
全体的にはナショナルトレセンのテーマでもある「クリエイティブでたくましい選手の育成」を目指し、選手たちは攻守ともにアグレッシブに意図を持ったプレーに取り組んでいました。局面のバトルもインテンシティがあり、とてもレベルが高いものでした。今後に関しては判断の部分も含め、「質の高い」強度をより高めていければと考えています。
初めての試みとなるポジション別トレーニングに関しても、選手の個を高めることを目標に、ポジションごとの特性を考慮しながら、同ポジションのレベルの高い選手同士が互いに刺激を与えられる場になったかと思います。
各地域から参加していただいた指導者・選手を送り出していただいたチームの皆様、関係者の皆様、そして会場、施設の皆様のご協力に際しこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。

選手コメント

小笠原央 選手(鹿島アントラーズジュニアユース)
はじめに、このような素晴らしい環境で大好きなサッカーをさせてもらう機会をくださった協会の皆様、家族、クラブのコーチ、支えてくれているすべての方に感謝します。
地域対抗戦では、自分の良さであるボールに関わり続けることを中心に様々な成長をすることができました。関東チームではお互いの良さを理解し、チームであり、ライバルとして全ての試合で勝利することができました。
ミーティングではU-17のワールドカップなどの映像を見て、世界トップレベルの基準で生活しなければ世界を渡り歩く選手にはなれないと画面越しで感じさせられました。生活の全てがかかっている選手なども世界にはいる中でそこに割って入れるような選手になります。
もっともっと高いレベルでプレーし、自分の夢を叶えるために1日1日を大切にしていきたいと思います。

野村卓史 選手(名古屋グランパスU-15)
今回ナショナルトレセンメンバーに選出され、全国から集まった選手たちと素晴らしい環境の中で過ごすことができたこと嬉しく思います。
また4日間、JFA関係者、家族、チーム関係者など色々な方々の協力や準備があって、自分達がプレーできたことに感謝します。
ナショナルトレセンでは、4地区とのゲームやポジション別トレーニング、そして毎晩ミーティングがありました。
ゲームやトレーニングでは、ボランチやサイドのポジションでしっかりボールを持ち、ボール奪取やスピードを生かしたドリブル、オーバーラップなど自分のストロングポイントが出せたことはとても自信になりました。ゴールを目指すドリブルやパスの質や仲間と連動した守備の意識などはまだまだ足りないと感じました。
ミーティングでは、U-15日本代表の平田監督とU-17ワールドカップ日本代表やU-15日本代表の動画を観る時間や日本代表になるためのレクチャーがあり、日本代表を今まで以上に意識することができました。
今回のナショナルトレセンでの経験をチームで意識して日本代表に選出されるという目標に向かって努力していきたいと思います。

宇山彰 選手(徳島ヴォルティスジュニアユース)
この4日間ナショナルトレセンの活動に参加して、たくさんの方々が支えてくれたこと、本当に感謝しています。
ナショナルトレセンを通じて自分の武器がどこまで通用するのかを試せる良い経験になりました。
そして、自分の武器をもっと磨かないといけないこと、たくさんの努力が必要なことを改めて思い返すことができました。ポジション別の練習では、他の地域・チームの選手達との交流や質の高い練習ができ、素晴らしい時間を過ごせました。夜のレクチャーでは、U-15日本代表の平田監督の話やフィジカルコーチの話を聞いたり、見たりして、自分もあの舞台で戦える選手になっていきたいと改めて思えました。最後に4日間一緒に活動してきた、四国の監督・コーチ・仲間に感謝して、また同じ舞台でサッカーをできるように自分自身頑張っていきたいと思います。
4日間ありがとうございました。

toto

ナショナルトレセンU-14は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施しています。

toto

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