JFA.jp

JFA.jp

EN

SAMURAIBLUE

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > SAMURAI BLUE 2022年 > 最新ニュース一覧 > 【Match Report】SAMURAI BLUE、三笘選手の2得点でオーストラリアに勝利、7大会連続出場決定

ニュース

【Match Report】SAMURAI BLUE、三笘選手の2得点でオーストラリアに勝利、7大会連続出場決定

2022年03月25日

【Match Report】SAMURAI BLUE、三笘選手の2得点でオーストラリアに勝利、7大会連続出場決定

SAMURAI BLUE(日本代表)は3月24日(木)、シドニーのスタジアム・オーストラリアで行われたFIFAワールドカップカタール2022のアジア最終予選(Road to Qatar)第9戦でオーストラリア代表と対戦。途中出場の三笘薫選手(ユニオン・サンジロワーズ)の試合終盤の2得点で2-0の勝利を収め、6連勝でグループB2位以内が確定し、7大会連続7度目のワールドカップ出場を手にしました。オーストラリアは3位でプレーオフ進出が確定しました。

日本はベトナム代表との最終戦(29日、埼玉)を残して7勝2敗で勝点を21に積み上げ、他会場で行われたサウジアラビアが中国と1-1で引き分けたため、日本が勝点20のサウジアラビアを抜いて首位に浮上しました。

勝てば突破が決まる日本は、1トップに浅野拓磨選手(VfLボーフム)、両脇に伊東純也選手(KRCヘンク)と南野拓実選手(リバプールFC)、中盤には前回ホームでのオーストラリア戦でも力を発揮した守田英正(CDサンタ・クララ)、遠藤航(VfBシュツットガルト)、田中碧(フォルトゥナ・デュセルドルフ)の3選手を起用。最終ラインには怪我で1、2月シリーズを見送った吉田麻也選手(サンプドリア)が戻って板倉滉選手(シャルケ04)と中央を固め、右サイドに山根視来選手(川崎フロンターレ)、左サイドに長友佑都選手(FC東京)、ゴール前にはGK権田修一選手(清水エスパルス)を配して臨みました。

降りしきる雨の中、日本は前半から勝利への意欲を前面に出して、前線の浅野選手を中心に相手の裏を狙った縦に速い攻撃を仕掛けます。浅野選手の仕掛けに加え、19分には長友選手がペナルティエリアまで攻め上がって相手ゴールに迫ります。28分には右サイドの崩しから南野選手がシュートを放ち、32分、37分にはポストやクロスバーを叩く惜しい場面を作り、再三相手ゴールを脅かします。


2位以内への突破へ勝つしかないオーストラリアは、前回対戦から怪我やコロナ感染で中盤の中心選手が欠ける中、カウンター攻撃を仕掛け、25分には左CKから代表初出場のジャンニ・ステンスネス選手がゴールネットを揺らしますが、ファウルがあったとしてノーゴールになります。

その後も日本の左サイドのスペースを狙って何度か日本ゴールに迫り、40分にはアイディン・フルスティッチ選手がヘディングで狙いますが、GK権田選手がセーブします。

0-0で前半を折り返すと、日本は後半少しペースを抑えてパスを回すようになり、ゆっくり組み立てて得点機を狙います。さらに60分過ぎには、上田綺世選手(鹿島アントラーズ)と中山雄太選手(PECズヴォレ)を投入。上田選手は投入から5分後にミドルレンジからの鋭いシュートで相手ゴールを脅かします。80分には伊東選手と守田選手の右サイドでの崩しから南野選手がシュートを狙いますが、相手に阻まれてゴールを割れません。

引き分けであれば最終節に決定持ち越しとなる日本は84分、三笘選手と原口元気選手(1.FCウニオン・ベルリン)をベンチから送り込みます。すると、その4分後でした。右サイドで原口選手からパスを受けた山根選手が前線に上がった守田選手に預けて、再びパスを受けるとペナルティエリア右に切り込んでゴール前に折り返します。そこに顔を出した三笘選手が右足を振り、均衡を破りました。


代表戦2戦目初ゴールを決めた三笘選手は、後半アディショナルタイムにも圧巻のプレーを披露。左サイドから鋭いドリブルで切り込み、相手3人を交わして右足を振り抜き、再びゴールネットを揺らしました。

日本は2-0として5戦連続無失点で試合を終了。オーストラリアとのアウェイ戦初勝利で、カタール行きを決定しました。日本は最終戦でベトナムに勝利すれば、1位での予選突破となります。

コメント

森保一 SAMURAI BLUE(日本代表)監督
選手たちがいい準備をして、スタッフも環境づくりに尽くしてくれた結果、みんなの努力が勝利となってワールドカップにつながったことを嬉しく思います。選手のプレーには守って守り勝つのではなく、自分たちが前に出ていくという気持ちが表れていて素晴らしかった。スペースを使われることもありましたが、前向きな姿勢が2-0の勝利につながりました。その気持ちを大切にしながらこれからもやっていきたいと思います。
自分の選手時代には最終予選で突破に手が届きそうなところで逃しました。最善の準備とベストを尽くしても、最後に守りに入ったのだと思います。その反省と経験から、自分たちから出場権をつかみ取ろうとして話してきました。ワールドカップでベスト16の壁を破って8強に進むことを目指してやってきたことも、今日の試合に活きたと思っています。
多くの方々が支えてくださったおかげで道を繋ぐことができました。次のベトナム戦もホームで勝利を収めて、みなさんと勝利でワールドカップ出場を喜びたいと思います。

GK #12 権田修一 選手(清水エスパルス)
勝点3を取るために準備しましたし、最後はキープでもよかったですが、アグレッシブにやった結果2点目を取れました。こういうところがチームの良さでもあると思うので、ベトナム戦も続けていきたい。苦しい戦いをやってきた中での逞しさも見せられたと思います。勝ち抜くことが大切だと思うので、成長しながらやり続けられたことは日本サッカーとして良いことだと思っています。僕自身、フランス大会を見て日本代表に憧れたので、自分がそれを途絶えさせてはいけない、子どもたちにつなげなくてはいけないと思っていました。アウェイでもサポーターの声援の中でプレーできて嬉しかったですし、力になりました。

DF #4 板倉滉 選手(シャルケ04/ドイツ)
最高です。日本のために戦って、この試合が終わった時に勝点3を獲ってワールドカップ出場を決めていることしか考えていませんでした。前半はピンチもありましたが、何度かチャンスもあって、あの流れで得点を奪えたらいいと思っていましたし、後ろの役割としては最低限0-0でしっかり進めてゼロで抑えることだけを意識していました。三笘選手が2点決めてくれて楽になりました。相手に攻められるところでどれだけ耐えられるか、奪ったボールを得点につなげられるか、この試合もワールドカップも同じだと思いますが、もっとクオリティが高くてスピードのある強い相手が来ると思うので、先を考えて準備しながら、細かいところにこだわりを持ってやらないとならないと思っています。

DF #5 長友佑都 選手(FC東京)
初戦3戦で2敗してそこからみんなで乗り越えてきました。これまでで一番苦しい予選でした。若手の吸収力はすごくて、1つのいいプレー、1つのいい試合で一気に化けます。今日も三笘選手が交代で出て、最後ヒーローになりました。自分も、より一層の努力をしないとワールドカップに辿り着けないと感じました。チームは本大会では予選とは戦い方が変わるものですが、ワールドカップで戦えるだけの戦力やメンバーは揃っていると感じています。ベスト8は甘くありませんが。個の選手のクオリティもあり、世界を経験している選手も多い。夢物語ではないと思っています。今回の予選を通じて、どんな時もブレずに強い気持ちで戦うことの大切さを再確認しました。

DF #16 山根視来 選手(川崎フロンターレ)
プレッシャーはすごく感じていましたが、得点とアシストという自分の強みを出すと決めて試合に入って、少々リスクがあってもゴール前に入っていくと決めていました。三笘選手が入って来たことが1つのメッセージだと感じていましたし、引き分けでもいいという考えはなく、チーム全員が共有していたと思います。(1点目は)守田選手と目が合った時に絶対に前に入ってくるという確信がありました。クロスは、三笘選手が絶対にあそこにいると思っていたので、無理やり上げたが決めてくれました。二人とやっていたアドバンテージが1つオーストラリアの守備を上回ったと思います。

DF #22 吉田麻也 選手(サンプドリア/イタリア)
ノルマだったカタールへの切符を手にでき、またクリーンシートで6連勝に積み上げることができたのもよかったです。この予選は本当にタフなスケジュールでしたが、その中でなんとか予選突破を勝ち獲れました。前半はミスが多かったのでなるべくシンプルにいこうと心がけていました。後半相手も落ちてきて、相手が前に出てこなくてはいけないというところで、交代した選手がしっかり結果を出しました。三笘選手の良さが活きたと思いますし、みんながそれまでしっかり耐えたことが勝利につながりました。交代も攻め方もプラン通りだったと思います。予選と本戦では出場する選手が大きく変わって、最後までいい戦いをしている選手が本戦に出る。この緊張感、競争力を維持しながら11月まで進んでいかなければいけないと思っています。

MF/FW #6 遠藤航 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)
相手は前半の終わりくらいからきつそうで、後半チャンスはあると思っていました。終盤、相手が前に出てきてスペースもあったので、前線の選手が得点してくれると信じてやっていました。6連勝はワールドカップ予選で初めてだと思いますし、ポテンシャルはこれくらいあると思っていました。最終予選が難しいことは分かっていましたが、力を発揮できれば勝ち続けられると証明できたと思います。前回の最終予選のときに自分もここに立ちたい、ボランチでやりたいと思っていました。そういう部分では成長を感じますし、イメージしていたことができているという感覚もあります。本大会で良い結果をつかむためにさらにやっていきたいです。

MF/FW #10 南野拓実 選手(リバプールFC/イングランド)
勝ってワールドカップの切符を掴みたいと思っていて個人的にもアグレッシブにゴールを狙っていました。決められそうな感覚もありましたが、何よりチームが勝つことが一番なので、交代で入った三笘選手が決めてくれてよかったです。最終予選を経験してワールドカップに出るのは、この苦しい戦いを勝ち抜いてこそ日本代表の一員だと思っているので意味があります。今はうれしいですが、これは通過点です。ワールドカップに向けて時間はないので、所属クラブに戻ってポジションを勝ち取って今よりもレベルアップしたい。もっと自分のチームで試合に出てリズムをつかめば、代表でももっと良くなっていくと思っています。

MF/FW #13 守田英正 選手(CDサンタ・クララ/ポルトガル)
最終予選は入り方が良くなくて、選手も少し不安なところもあったと思いますが、それを顔に出さず、下を向かずに一丸となって戦えました。すごく嬉しいです。今日の試合は後半、相手が疲れてきたのが見えていましたし、カウンターを喰らうことはありましたが、高い位置までボールを運べていたので、絶対に点を獲るチャンスはあると思っていました。(得点場面は)山根選手からボールが入ることは分かっていましたし、その後のことは見なくてもイメージが湧きました。アジアではいい形で終えましたが、もっと相手は難しくなるので、自分がプレーでチームを引っ張れるように、個の部分をワールドカップまでに上げていきたいです。

MF/FW #14 伊東純也 選手(KRCヘンク/ベルギー)
うれしいというよりほっとしています。オーストラリアは自分の方にボールが来ないようにプレッシャーをかけていましたが、縦を切られたら中にワンツーで入ったり、守田選手と絡むところなどはできていたと思います。三笘選手が入って1対1を仕掛ければ全部抜けると思いますし、右サイドに寄っていた中で、左サイドで仕掛ければ突破できると思っていました。初戦を落として、サウジラビア戦は出場停止で悔しい思いをしました。そこから全部勝つしかなくなりましたが、みんなで戦い、ゴールに絡めたのも良かったです。本大会まで時間も少ないので、各々成長する必要がありますし、集まった時にしっかりと合わせられればいい。今後も切磋琢磨して、自チームで結果を出さないとならないと思っています。

MF/FW #17 田中碧 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)
最終予選しか参加していませんが、自分の中でできることはやってきたので、少しは貢献できたかと思います。ワールドカップが日本サッカーにとって重要だということは分かっているので、出場を決められたのは誇りに思いますし、うれしいです。初めて出場した前回のオーストラリア戦からは成長していると思いますが、体力面も含めてさらに成長しないといけないと感じています。最終予選と本大会の戦いは違うと思います。個人としてはまた一から競争が始まるので、自分の価値を示さなければならないと思っています。

MF/FW #18 浅野拓磨 選手(VfLボーフム/ドイツ)
1トップとして前がかりに来る相手の裏を突いて、味方がボールを持ったらスペースに走り込むことは監督からも言われていましたし、チームメイトと話し合って、常に裏を突いて相手のラインを下げて、足元のスペースを空けることを意識していました。そのプレーからゴールができなかったのは悔しいですが、チームとしてワールドカップ出場が決まったのが喜びです。ここから次の自分のゴールへ向けてスタートできるとほっとしています。前回の経験から、残りの半年で何が起きるか分からないので、この半年でできるだけの成長をして、ワールドカップへ行くという自分の目標に向けて明日からまたしっかりやりたいです。

MF/FW #21 三笘薫 選手(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)
試合を見ながら、入った時にピークに持って行けるように準備をしていて、メンタル的にもいつもの試合と変わらずに入ることができました。1点目は山根選手が素晴らしいところにクロスを上げてくれて、少しダフり気味でしたがコースに流し込むことだけ意識しました。2点目はキープしてもよかったのですが、ああいうところで相手も心理的に油断するところもあると思ったので、逆を突いて進入して、うまくシュートフェイントで相手を止まらせてシュートコースを作れたと思います。まだ僕自身も日本代表に定着していないので、試合や練習の1つ1つで成長して、これから始まる競争に勝って行けるようにしたいです。

アジア最終予選(Road to Qatar)

2022年3月24日(木) 20:10 キックオフ(日本時間 3月24日(木)18:10) vs オーストラリア代表
会場:シドニー(オーストラリア)/Stadium Australia
大会情報はこちら

OFFICIAL PARTNER
KIRIN
OFFICIAL SUPPLIER
adidas
SUPPORTING COMPANIES
  • 朝日新聞
  • SAISON CARD
  • 大東建託
  • Family Mart
  • JAPAN AIRLINES
  • au
  • Mizuho
  • MS&AD
  • Toyo Tire Corporation
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー