JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会 TOP > 最新ニュース一覧 > 東京NB、I神戸など準決勝進出チームが決定! 皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会

ニュース

東京NB、I神戸など準決勝進出チームが決定! 皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会

2023年01月16日

東京NB、I神戸など準決勝進出チームが決定! 皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会

皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会は、1月15日(日)に準々決勝の4試合を実施しました。WEリーグ上位チームが多く集まったカンセキスタジアムとちぎでは、冷たい雨の中でも熱戦が繰り広げられました。

ピックアップマッチ1

日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-0(前半1-0、後半2-0) サンフレッチェ広島レジーナ

WEリーグで4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(WE/東京)と同8位のサンフレッチェ広島レジーナ(WE/広島)の対戦は、東京NBのシュートの質が際立った試合となりました。

WEリーグで上位なのは東京NBですが、6週間前のWEリーグ第5節は0-1でS広島Rが制した通り、序盤はS広島Rが勢い良く攻め、谷口木乃実選手、上野真実選手がシュートを放ちます。32分には谷口選手のシュートを東京NBの村松智子選手がカットし、試合は0-0のまま進みました。

しかし前半終了間際、東京NBの小林里歌子選手が左サイドを突破し、パスを受けた植木理子選手がゴール左下にシュートを収め1-0。4回戦から続く植木選手の連続ゴールで会場が沸き、東京NBがリードしました。

先制されたS広島Rは後半から松原志歩選手、島袋奈美恵選手を投入し、右サイドに入った島袋選手の突破力で打開を図ります。しかし次にゴールネットを揺らしたのも東京NBでした。67分、木下桃香選手のパスから藤野おおば選手がボールを前に運び、右足を一閃すると左下にゴールイン。東京NBが2-0としました。

S広島Rは74分に島袋選手がシュートしましたが、東京NBのGK田中桃子選手が好セーブすると、78分、再び木下選手のパスから植木選手が左足でゴールを決め、植木選手のこの日2点目のゴールで3-0としました。

試合開始直前から降る雨でピッチ状況が変化する中、巧みにゴールを重ねた東京NBが2大会ぶりに準決勝へ進みました。

ピックアップマッチ2

三菱重工浦和レッズレディース 1-2(前半0-2、後半1-0) INAC神戸レオネッサ

WEリーグで2位の三菱重工浦和レッズレディース(WE/埼玉)と同1位のINAC神戸レオネッサ(WE/兵庫)によるWEリーグ上位対決は、試合終了間際まで接戦が続きました。

前回大会初優勝の浦和はキックオフ直後から持ち味の攻撃力を発揮し、14分に清家貴子選手がクロスボールを送りますが、これはI神戸のGK山下杏也加選手がキャッチ。16分の猶本光選手のミドルシュートはゴール上に外れました。

21分にはI神戸の山本摩也選手のパスに対して浦和のGK福田史織選手が飛び出しますが、I神戸の選手がわずかに早く触ると、高く上がったボールに追い付いた成宮唯選手がゴールに押し込みI神戸が先制。その2分後にも守屋都弥選手のクロスボールを成宮選手がゴールにつなげ、I神戸が0-2としました。

2点を失った浦和は一層攻撃を強め安藤梢選手、猶本選手がミドルシュート。しかし、いずれもGK山下選手がセーブして前半を終えました。

後半も浦和の猛攻は続き、前線に19歳の西尾葉音選手を投入。75分には浦和の猛攻が実る形で、地元・栃木県出身の安藤選手がゴールを奪い、会場は大きな歓声に包まれました。1点を返して1-2とした浦和はその後も攻め、後半終了前に塩越柚歩選手、島田芽依選手が至近距離からシュート。しかし、これらもGK山下選手がセーブし、浦和は18本のシュートを放つも敗退が決定。前回大会女王に1-2で競り勝ったI神戸が、3大会ぶりの準決勝進出を決めました。

監督・選手コメント

FW #11 藤野あおば 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
自分の運動量や攻守の切り替えを先週から改善して今日を迎えました。チームのために走ることを念頭に置いて、自分のポジションの幅が狭くならないよう、近くの選手と流動的に動きながら自分の良さを出して、得点という結果も出せたのはすごく良かったです。ただ、カウンターを含めゴールに結び付くシーンは、やっぱりまだまだ少ないと思うので、もっと精度を高めて最終的に皇后杯優勝やリーグ優勝に向けて積み重ねていきたいです。

MF #10 近賀ゆかり 選手(サンフレッチェ広島レジーナ)
悔しいです。特に2失点目で試合が難しくなりましたし、3失点目は自分のところのミスからでした。リーグ戦で勝った相手なので良い印象を持って入りは悪くなかったし、自分たちも戦える気持ちでしたが、個人のうまさやシュートの質、決め切る力は一段階も二段階も相手が上でした。個人的にこんなに悔しいと思ったのは本当に久しぶりです。今日を振り返って個人もチームも何が課題なのか、もう1回見直す必要があると思います。

楠瀬直木 監督(三菱重工浦和レッズレディース)
悔しくてしょうがないです。勝負の厳しさを感じました。I神戸は選手が揃わない中でしたが、相手の方が試合巧者だったのかなと思います。最後のチャンスも決められなかったのですが「こういう日だったのかな」と片付けたくない気持ちです。強いチームになるには、こういうのを勝っていかなきゃいけないですし、今度は2点取られても3点取り返す熱いゲームができるようにしたいです。準決勝に残った4チームにはぜひ皇后杯を盛り上げていってほしいと思います。

MF #10 成宮唯 選手(INAC神戸レオネッサ)
けが人や体調不良選手が出て練習の人数も少ない状態だったので、すごく難しい試合になると思っていました。チーム力という意味でみんなで勝ち取った勝利だと思います。浦和は良いチームでタフなゲームになりましたけど、隙はあると思っていたので、それを逃さずに良い形で2点を決めることができました。出身地・京都のサンガスタジアム by KYOCERAでプレーするのは初めてなので、準決勝へのモチベーションは高いですし、楽しみです。

【ハイライト】日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs サンフレッチェ広島レジーナ
【ハイライト】三菱重工浦和レッズレディース vs INAC神戸レオネッサ

開催期間:2022年11月26日(土)~2023年1月28日(土)
【1回戦】11月26日(土)、27日(日)
【2回戦】12月3日(土)、4日(日)
【3回戦】12月10日(土)、11日(日)
【4回戦】12月17日(土)、18日(日)
【準々決勝】2023年1月15日(日)
【準決勝】2023年1月22日(日)
【決勝】2023年1月28日(土)

大会情報はこちら

アーカイブ

過去の大会はこちら

JFA Youth & Development
Official Partner

  • トヨタ自動車株式会社
  • ニチバン株式会社
  • 株式会社モルテン

JFA Youth & Development Programme(JYD)

  • JFA Youth & Development Programme(JYD)

  • スポーツ振興基金
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー