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第19回アジア競技大会(2022/杭州)日本女子代表
第19回アジア競技大会(2022/杭州)日本女子代表

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ニュース

【Match Report】アジア競技大会日本女子代表が日中戦を制し決勝進出 第19回アジア競技大会(2022/杭州)

2023年10月04日

【Match Report】アジア競技大会日本女子代表が日中戦を制し決勝進出 第19回アジア競技大会(2022/杭州)

日本女子代表は10月3日(火)、杭州市のLinping Sports Centre Stadiumで行われた第19回アジア競技大会(2022/杭州)準決勝 中国女子代表戦に臨み、4-3で勝利しました。

日本は4-2-3-1の布陣でGKに浅野菜摘選手、DFは左から小山史乃観選手、古賀塔子選手、後藤若葉選手、天野紗選手が並びます。ボランチを脇阪麗奈選手と谷川萌々子選手が組み、その前方に左から中嶋淑乃選手、塩越柚歩選手、山本柚月選手が立ち、最前線には千葉玲海菜選手が入りました。3日前のフィリピン女子代表戦からは中嶋選手が新しく先発に名を連ねました。

会場周辺は雨が降ってピッチは濡れていましたが、試合前に止んでやや湿度が高いコンディション。ナイトゲームで涼しさも感じる中、キックオフを迎えます。

準々決勝と同じ先発メンバーのホスト国・中国は、8,006人の大声援を背に日本ゴールに近づきますが、日本選手はその圧力に屈せず、12分に右サイドをドリブル突破した山本選手からのクロスをファーサイドで合わせた中嶋選手が先制弾を決めました。しかし21分、CKから同点弾を許して1-1となると会場も大きく沸きました。中国は勢いに乗って攻めますが、日本は隙を突いて31分に谷川選手がドリブルシュートを決めて2-1。その4分後には千葉選手が今大会6ゴール目を決めて、3-1とリードを広げました。日本がゴールを決めるたびに会場は静まり返り、前半終了前にも左CKを蹴った谷川選手から千葉選手を経由し、最後は古賀選手がゴールネットを揺らして4-1で前半を終えました。

日本は後半、前線に上野真実選手と大澤春花選手を起用して臨み、キャプテンマークは塩越選手から上野選手に託されました。中国は左サイドのZHANG Linyan選手のドリブルを軸に攻めると、55分にCKから、そのZHANG Linyan選手がゴール。5分後には再びCKからYANG Lina選手がゴールを挙げ、4-3となりました。そこから日本は厳しい守備の時間が続きましたが、センターバックの後藤選手、古賀選手を筆頭に各選手が高いカバーリングの意識を保ちます。中国が前線の組み合わせを変えても守り抜き、後半アディショナルタイム4分を経過したところでタイムアップ。AFC女子アジアカップインド2022を制したアジア覇者・中国との激闘を4-3で勝利した日本が、5大会連続の決勝進出を決めると同時に、9大会連続のメダル獲得を確定させました。

日本女子代表は中2日で行われるノックアウトステージ決勝 朝鮮民主主義人民共和国女子代表戦に向け、調整を続けていきます。

監督・選手コメント

狩野倫久 監督(アジア競技大会2022日本女子代表)
開催国の中国との対戦で、非常に多くの観客の皆さんが駆けつけることは分かっていましたので、そこに向けて選手たちはコンディションやメンタル面を含めてしっかり準備をしてくれました。前半は得点を重ねてハーフタイムに入り、後半に相手が(攻めて)来ることは理解していましたが、少し受けてしまって失点を重ね、会場の雰囲気も相手の後押しになったと思います。しかし途中出場選手も非常に粘り強く役割を果たしてくれ、そういった苦しい時間帯もチームの勝利に貢献してくれたことを非常に感謝しています。グループステージから得点を重ねる試合が多く、実戦の中で選手たちとコンビネーションを構築していき、徐々にタイミングも合ってそれがいい形で(発揮)できています。苦しい時間帯も長く続きましたが粘り強さも発揮して戦ってくれたと思います。

GK #1 浅野菜摘 選手(ちふれASエルフェン埼玉)
勝てて嬉しいですが、最後に1点差まで詰められて苦しい試合になったので、今は本当にホッとしています。完全アウェイで選手間の声もなかなか届かない状況だったので、プレーが切れた時に近くの選手と常にコミュニケーションを取っていく意識はありました。でもセットプレーで3失点してしまったのは決勝に向けての課題ですし、準々決勝でもCKから失点しているので、決勝に向けた2日間で注意点をしっかり確認していきたいです。チームは試合ごとに成長していて団結力も高まっていますし、この大会のために作られたチームですが、積み上げてきたものを発揮すれば決勝でも必ず勝利できると思っているので、自分たちを信じて最後までやってきたことをやり抜きたいと思います。

DF #17 古賀塔子 選手(JFAアカデミー福島)
相手が前から(ボールを奪いに)来たらサイドバックの背後は必ず空くとチームで共有していたので、そこを狙って得点を重ねたのがよかったと思います。CKではずっといいボールを上げてくれていて、自分はそれを決め切れていなかったんですが、準決勝という舞台で決められてよかったです。より強度が上がってスピード、フィジカル、2トップのコンビネーションは自分たちの連係がないと止められない部分だったので、今後は個の力でも止められるような選手になりたいです。相手のジャンプが高い中でも、もっとコミュニケーションをとって全員が身体を張って守ればセットプレーの失点も減ると思うので、またコミュニケーションを取りながらやっていきます。金メダルしか狙っていないので、次も頑張りたいです。

MF #14 谷川萌々子 選手(JFAアカデミー福島)
勝ち切れたことがとても嬉しいです。完全アウェイの中でもみんなで逆に楽しもうと声をかけ合って試合に入りました。実際にプレーが始まると声が通らなかったりして、チームとして(呼吸を)合わせることができなかったんですが、最後までみんなでハードワークして勝ち切れてよかったと思います。試合を通してボールを受けても奪われるシーンが多かった中で、1回思い切って仕掛けてみようと思って前にドリブルで仕掛け、それをうまくゴールにつなげることができました。今日は勝てて嬉しいですが、自分たちが目指しているところはやっぱりアジアチャンピオンなので、そこを取るまでは安心できないと言うか、本当の嬉しさを味わうために、次に向けてここからみんなでいい準備をしていきたいと思います。

FW #15 千葉玲海菜 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
完全アウェイはあらかじめ分かっていたので「この雰囲気を全員で楽しもう」という狩野監督の言葉通りに臨みました。最後まで総力戦で戦い抜けたことが勝利につながったと思います。なかなか自分たちが思うように進められず、試合の入りもすごく圧倒されていた中で、カウンターの形で自分の持ち味であるスプリントを生かし、(山本)柚月がいいところにボールを出してくれたので、GKのウィークポイントを突いてゴールできました。即席のチームで、個人的にはあまり期待されていないのかなと思った時もあったけど、中国にも勝ってファイナルの舞台に立てるのは本当に嬉しいです。メダルは自分たちが目指していたところですが、アジアチャンピオンになるためにこのチームを作ってきたので、次も勝ちたいです。

第19回アジア競技大会(2022/杭州)

大会期間:2023年9月19日(火)~2023年10月7日(土)

【女子】グループステージ
第1戦 9月22日(金) 20:30[日本時間] ◯ 8-0 vs バングラデシュ女子代表
第2戦 9月25日(月) 20:30[日本時間] ◯ 8-0 vs ネパール女子代表
第3戦 9月28日(木) 17:00[日本時間] ◯ 7-0 vs ベトナム女子代表
【女子】ノックアウトステージ
準々決勝 9月30日(土) 20:30[日本時間] ◯ 8-1 vs フィリピン女子代表
準決勝 10月3日(火) 21:00[日本時間] ◯ 4-3 vs 中国女子代表
決勝 10月6日(金) 21:00[日本時間] vs 朝鮮民主主義人民共和国女子代表

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