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2020/2021年度Associate-Pro(A-Pro)コーチ養成講習会モジュール1が終了

2020年09月22日

2020/2021年度Associate-Pro(A-Pro)コーチ養成講習会モジュール1が終了

9月14日(月)に開講したAssociate-Proコーチ養成講習会の第1回目の集合研修(モジュール1)が、18日(金)までの5日間、高円宮記念JFA夢フィールドで開催されました。

Associate-Proコーチ養成講習会について
2020/2021 Associate-Proコーチ養成講習会 開催要項
2020/2021 Associate-Proコーチ養成講習会 受講者

今回行われたモジュール1では、プレーモデルの構築と指導のプランニングを学んだ後、受講者は4つの班に分かれ、プレーヤー役の選手を対象に指導実践を行いました。プランニングや振り返りでは、インストラクターから示唆を得ながら、熱のこもったグループワークが夜遅くまで続くなど、互いに切磋琢磨しながら多くの学びを得た講習会となりました。

期間:2020年9月14日(月)~18日(金)
会場:高円宮記念JFA夢フィールド
スクールマスター:眞藤邦彦
コースダイレクター:小野剛、今井純子

9月14日(月)

開講式、コースガイダンス、アイスブレイク
講義:スキルアップ研修振り返り、プレーモデルの構築、コーチング法・プランニング

9月15日(火)

実技:指導実践1、振り返り

9月16日(水)

実技:指導実践2、振り返り

9月17日(木)

講義:効果的なトレーニング、チームビルディング
実技:ASE(Action Socialization Experience)

9月18日(金)

講義:パーソナルゴールの作成、メンタリング計画

スクールマスターコメント

眞藤邦彦 JFAインストラクター
「WEリーグ所属のチーム及びWEリーグ所属のプロ選手の指導ができる人材を養成すると同時に、世界のサッカー界における女性指導者のリーダーとなる人材を育成する」ことを目的に立ち上げた女性指導者が対象の「Associate-Pro(A-pro)コーチ養成講習会」の短期集合講習会が5日間のカリキュラムで終了しました。今の私は、一定の達成感や高揚感を持ち、ほっとしつつも、次回に向けて取り組みをさらに深めなければならないと緊張感も持続しているところです。
10年後の指導者養成を考え、また新生活様式の中で目的を達成するために何ができるか、どのような方法があるかの大きな枠組みやコンセプトは小野剛副技術委員長が考え、内容面に関しては私が任されました。限られた時間の中でしたが、自主教材を任された分、短時間で作りあげることができました。やりがいと同時にプレッシャーも感じながら短期集合講習会を進めました。
受講生へのアプローチでは、「主体的、対話的、深い学び」と「共に育つこと」を求め、13名の受講生と小野、眞藤両コーチエデュケーターとが一緒になって更なる高みを追求した5日間でした。受講生には、どんなサッカーがしたいのか、なぜそのようなサッカーになっていくのか、その根本であるフィロソフィーまで考える中で、自分のプレーモデルをチームにどのように落とし込んでいくかプランニングし、失敗を恐れずに実践にトライしてもらいました。今後も試行錯誤の連続の中、コーチエデュケーターと受講生が互いに励まし合い、助け合いながら、それぞれの経験や知恵を絞り出して困難を乗り超え、自分スタイルの確立を目指したいと思っています。
大変な5日間でしたが、受講生たちが笑顔を絶やさず、芯の強さとひたむきさで、前向きに取り組んでくれたおかげで、何とか乗り切ることができました。13名の受講生に感謝しています。
また、受講生たちの指導実践にあたり、プレーヤー役として協力してくださった江戸川大学フットボールクラブの皆さんにもお礼申し上げます。ありがとうございました。

受講生コメント

金野結子 さん(JFAアカデミー福島 女子U-15監督/ナショナルトレセンコーチ(女子担当)東海担当)
様々な方のご尽力によりスタートしたA-Proコーチ養成講習会モジュール1は、あっという間に過ぎていきました。 講義では、自身のコーチング哲学について改めて考えをめぐらせ、自分が立ち返るべき原点、原動力を再度見つめ直すとても良い機会となりました。指導実践では、受講生からだけではなく、メンターからGKコーチやフィジカルコーチの観点からも貴重なフィードバックをいただき、様々な気づきを得ることができました。志を同じくする受講生13名で1日中サッカーについて考え、語り合い、時間を共有できたことは何ものにも代えがたい日々でした。モジュール2まで、メンタリングを重ね、少しずつ成長できるよう歩んでいきたと思います。

三輪由衣 さん(帝塚山学院大学女子サッカー部監督/ナショナルトレセンコーチ(女子担当)関西担当)
モジュール1を終え、様々な課題解決に向けて共有された仲間の多角的な意見や発想に、多くの刺激と学びを得ることができました。改めてサッカーの深みを知り、互いに高め合える時間を過ごすことができ充実感と幸福感に満ちています。
「女子サッカーを文化にー」。今日の環境を創ってきてくださった方々に敬意を表し、新たな時代にチャレンジする女子サッカー界を牽引する責務を担う一員である、と自覚と使命感を持ち今後も懸命に取り組んでいきます。
最後となりますが、本コースの開催にあたりサポートしてくださる全ての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

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