ニュース
JFAエリートプログラム女子U14トレーニングキャンプを実施
2021年03月29日
3月24日(水)から27日(土)の間、高円宮記念JFA夢フィールド(以下JFA夢フィールド)でJFAエリートプログラムU-14女子トレーニングキャンプを実施しました。
全国の9地域から選ばれた32名の選手と今回関わるスタッフは集合後、SmartAmp法検査を受け、全員の陰性を確認し、活動を開始しました。
初日午後、ピッチに立った選手たちはまずフィジカルテストを行い、自分の基礎となる部分を把握することからスタート。その後は、大塚慶輔フィジカルコーチを中心にしたフィジカルフィットネスプロジェクトのメンバーによるフィジカルトレーニングを行いました。また、夜のミーティングではフィジカルテストの結果をフィードバックするとともに、小島トレーナーから食事や栄養についての話もあり、アスリートとして食事も意識して取り組もうという話がありました。
2日目、3日目は午前・午後のトレーニングを、感染予防対策をとりながら行いました。また、3月25日(木)の夜はSAMURAI BLUE対韓国代表の試合をそれぞれ自室にて観戦。4日目はゲームを行い、キャンプの集大成としました。
2020年は活動ができなかったため、久しぶりの再開となり、また感染症対策を行いながらの活動のため、コミュニケーションの取りづらさはありましたが、それぞれ今できる最大の力を出そうと取り組む姿勢が見られました。
監督・選手コメント
江後賢一 監督
今回の活動のオープニングでは、エリート活動の約束である「観て・感じて・行動する」や「失敗を恐れずに積極的に行動(プレー)する」、そして「いつでも・どこでも・だれとでもサッカー、生活に関わりを持とう」と確認し、常に「チャレンジする」ことを選手に求めました。オンザピッチでは積極的にチャレンジする中で常に攻守に関わり続けることや、ゴールを意識した中でのプレーの質の追求を目指しました。オフザピッチではトレーニングの中で自分のできたことや、さらに高めていきたいことなどを確認しながら積み上げていきました。また、帯同コーチの狩野倫久U-16日本女子代表監督のレクチャーなどは大いに刺激になった様子でした。このようなプログラムを通じ、自立した選手・日本を代表する選手に向けてのきっかけになったと思います。
全国9地域から選ばれた32名の選手に様々な感染症予防の対策を施し、無事に開催されることとなりましたが、事前の準備からサポートをしていただいた多くの関係者の皆様に心から感謝します。ルールを遵守し、協力的に取り組むことで選手たちは感謝の気持ちを表してくれたと思います。
最後にコロナ禍において選手を派遣してくださったチーム関係者の皆様はじめ多くの関係者のサポートに感謝申し上げます。
FP 葛西唯衣 選手(リベロ津軽SC U-15)
初日のフィジカル測定では、楽しみながら測定ができました。Yo-Yoテスト、40m走、10m×5、5段跳びの5つの測定を行いました。私は全体的にフィジカルが弱く、特にスピード、パワーの部分が弱点だということを知ることができました。逆に、敏捷性は高いことがわかりました。この特徴を発揮し、自分のプレーに活かしていければいいなと思いました。フィジカル測定を通して、私は強化しなくてはいけない部分もわかりました。
夜は、このトレーニングキャンプをするうえで大切にすること、フィジカル面、食事面でも大切にすることをコーチやトレーナーの方にレクチャーをしていただきました。特に印象に残ったことは「ハードワークをする」ということです。「ハードワーク」とは守備をするときなどに強くあたること、などのイメージがありましたが、なにかを継続させられるようにがんばる、自主練をすることもハードワークということも知り、ハードワークできるような人になりたいと思いました。
また良いパーフォーマンスをするためには食事もとても大切だということも再認識することもできました。
FP 山田愛実 選手(ひびきサッカースクールU-15)
このような状況の中で、サッカーをプレーできる環境を整えてくれた方々に感謝したいです。全国の素晴らしい選手やスタッフとの4日間を大切にすごしたいと思いました。
2日目のトレーニングの課題はパスのスピードが遅く、味方のチャンスをつぶしてしまったり、ファーストトラップがゴールに向かえず、相手にボールを取られてしまうことがあったので「止める・蹴る・運ぶ」の基礎を普段から意識して、もっと質を高めていなかないといけないと思いました。
良かった点は5対5のゲームで点を決められたことです。試合ではあまりシュートを打たないけど、このトレーニングで積極的にシュートを狙いに行くとゴールを決められることがわかったので、今後からボールを持ったらゴールを見て、空いていたらシュートをどんどん打っていきたいです。キャンプに来る前の自分より成長できるように全力で楽しみます。
FP 板村真央 選手(AICシーガル広島レディース)
いろいろな活動がなくなる中、今回エリートプログラムに参加できとてもうれしく、厳しい状況の中でも開催してくださる方々に感謝して自分の良さをだして、全力でトライしようという気持ちで取り組みました。
3日目のボールをもらう動きやクロスの攻防のトレーニングでは、ボールをもらうときにどこのスペースに動けばチャンスになるのかが見られていないことがあったので、試合で相手とのスペースをよく見て動くことを意識してプレーしたら、うまくスペースに動き出せて得点につなげることができました。
クロスの守備のトレーニングでは、相手とボールを同一視すること、大きくクリアすること、クリアしたあとラインをあげることなど、たくさん意識しないといけないことがあったけど、特に先にボールに触ることを意識してプレーしました。だけど、相手に前に入られてしまって先にさわられることがあったので、今後学んだことを意識して改善していこうと思いました。自分の良さが発揮できるように、積極的にチャレンジしていこうと思います。
スケジュール
3月24日(水) | PM | トレーニング |
---|---|---|
3月25日(木) | AM/PM | トレーニング |
3月26日(金) | AM/PM | トレーニング |
3月27日(土) | AM | トレーニング |
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法検査を実施します。
最新ニュース
- 日本代表 2024/10/08 【対戦チーム情報】サウジアラビア代表 カタール大会ではアルゼンチンを破る快挙。イタリア人名将の下で威信復活を期す~FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)
- 選手育成 2024/10/07 JFAエリートプログラムU-14日韓交流戦(10.14-10.19@韓国・木浦市)(JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業)メンバー・スケジュール
- 大会・試合 2024/10/07 前橋育英がアウェイで勝ち点3を獲得 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第17節
- グラスルーツ 2024/10/07 【追加募集のお知らせ】能登半島地震復興支援プロジェクト「JFAユニクロサッカーキッズ in 石川」 輪島市・金沢市で開催
- 日本代表 2024/10/06 SAMURAI BLUE 選手変更のお知らせ FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)10.10 サウジアラビア代表戦(ジッダ/サウジアラビア)| 10.15 オーストラリア代表戦(埼玉)