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言語技術プログラムを実施~JFAアカデミー今治ダイアリー~
2024年06月20日
JFAアカデミー今治は、6月12日(水)、13日(木)の2日間、今年度2度目の言語技術プログラムを実施しました。
このプログラムは、つくば言語技術教育研究所から講師の織田さんに来ていただき、実施しています。
言語技術プログラムでは、「聞く・話す・読む・書く」の言語4機能のトレーニングを通して、論理的・分析的・批判的な思考方法を身につけ、自立して考える力の日常での実践を行っています。今回は再話や国旗の説明(描写)を通して、言語技術を学びました。
言語技術プログラムを通して身につけた力を、サッカーや生活に活かしてほしいと思います。
選手コメント
草野咲綺 選手(8期生/中3/フライアFCウェネス)
今回の言語技術プログラムでは、積極的に発表することができ、自分で考えて他の人に自分の思っていること、考えていることを言語技術に気をつけて伝えることもできました。内容としては、アメリカやフランスの国旗を大から小と分かりやすく伝えるということです。それができるようになることによってサッカー中はもちろん、サッカー以外にも人に伝えるという点で大切なことを学ぶことができたと私は思います。だから、これからもレポートやサッカーノートを書く時は、言語技術を使いながら書くことを心がけていきたいと思いました。
山口桃杷 選手(9期生/中2/FC今治レディースNEXT)
私は、言語技術で中華人民共和国の国旗の描写をしました。その時に意識したことは2つあります。1つ目は、大きいことから小さいことを書くことです。大きいことは、土台で、今回は形でした。それは、形が色や模様を包括しているからだということが分かりました。これから、説明をする時に土台となることから話すようにしようと思います。2つ目は、接続詞を使うことです。まず、や、次に、最後に、そのうちなどを使うことができました。言語技術で、認知・分析・判断・実行のサイクルを速くして、サッカーでもそれを活かし、自分が見えている情報を速く正確に伝えられるようにしたいです。
松井結飛 選手(10期生/中1/Solfiore FC作陽)
6月13日に2回目の言語技術プログラムがありました。今回の言語技術プログラムでは再話をしました。まず、最初に、「宝のげた」というお話を聞きました。次に、もう一度「宝のげた」というお話を聞きながら話の内容をメモしました。登場人物が喋っているところや、昔のお話しなので昔の物の名前をメモすることがとても大変でした。最後に、メモを参考に「宝のげた」の物語を原稿用紙に書きました。初めて聞いたお話を自分なりに書くのはとても難しかったです。私は今回再話をしてみて、再話をすると記憶の力や考える力がつくことが分かりました。そしてサッカーととてもつながりが深いことも分かりました。