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U-15タウンクラブ・中体連トレーニングキャンプ 4日間の活動を終える

2022年04月18日

U-15タウンクラブ・中体連トレーニングキャンプ 4日間の活動を終える

4月14日(木)にスタートしたU-15タウンクラブ・中体連トレーニングキャンプは全日程が終了しました。

2日目の15日(金)は、午前と午後にトレーニングが行われ、夜のミーティングでは本吉剛コーチからサッカーを職業として考えることについて、村岡誠フィジカルコーチから世界で戦うためのフィジカルについてレクチャーしました。

3日目の16日(土)は、午前中に鹿島アントラーズジュニアユースとトレーニングマッチを行い、結果は3-4(0-3、2-0、1-1)敗戦しました。夜のミーティングでは鈴木理記コーチが夢について話し、選手は刺激を受けました。また、木村康彦監督から映像を交えて試合の振り返りを行い、次の日に向けて準備を行いました。

最終日の17日(日)は前日のミーティングを踏まえて午前に日本体育大学柏高等学校とトレーニングマッチを行いました。結果は1-5(0-1、0-1、1-3)で敗戦。一つ上の年代の技術の高い相手と試合が出来たことで、通用する部分、改善すべき部分が明確になりました。今後に生かすことができる充実したキャンプとなりました。

監督・選手コメント

木村康彦 監督(JFAコーチ)
多くの方のご協力とご支援により、全国9地域から推薦されて集まった選手と今年度はじめての中体連・タウンクラブトレーニングキャンプを実施することができましたことに、あらためて感謝いたします。事前のアンケートで、サッカー選手としての夢やU-18までの目標、自分のストロングポイントや課題などについてそれぞれに考えてきてもらいました。全員が将来プロサッカー選手や日本代表選手としてプレーする夢を持っています。彼らの夢を叶えるきっかけとなるように、「JFA夢フィールド」という素晴らし環境で、オンザピッチ、オフザピッチの両面でよい刺激を与えるためにスタッフみんなで取り組みました。キャンプのテーマは「自分を知る、味方を知る、サッカーを知る」で、改めて自分の武器や課題を見つめなおし、仲間の良いところを吸収し、サッカーの判断基準となる原理原則や個人戦術について考える機会にしてもらいたいと思いました。そのためにもこのキャンプではミスを恐れずに積極的にチャレンジすることを求めました。ほとんどの選手がナショナルトレセンやエリートプログラムといった活動に参加したことがなく、はじめは非常に緊張している様子でした。しかし、時間とともにコミュニケーションも増え、それぞれが持っている個性を発揮してくれるようになりました。「ビルドアップ」、「チャレンジ&カバー」、「ゴール前の攻防」をテーマに3回のトレーニングを行いました。すべてのテーマでオフの準備、判断材料を増やして的確な判断でプレーすること、そしてプレーの質を高めることを具体的に提示し要求しました。インテンシティの高いトレーニングでしたが、選手は高い集中力をもって取り組んでくれました。3日目には鹿島アントラーズジュニアユースさん、4日目には日本体育大学柏高等学校さんにトレーニングマッチをしていただきました。試合結果は残念なものでしたが、内容では1本目より2本目、1試合目より2試合目とチームパフォーマンスは改善され、選手たちの理解力と吸収力そして大きな可能性をあらためて感じました。
夜のミーティングでは、スタッフがそれぞれの専門分野や指導者として多くの選手に関わってきた経験から話をしました。事前の打ち合わせはしていなかったものの、「意識や日常の取り組み、習慣を変える」ことが重要であるという点においては内容が共通していました。4日間という短い活動でしたが、その中でも選手たちを観察していると、食事の量が増える、メディカルルームでストレッチをする、積極的に仲間とサッカーの話をする、スタッフに自分のプレーやセルフケアについて相談にくるといった行動の変化がありました。ピッチでもオフの準備の意識、パススピード、積極的にゴールに仕掛ける、コレクティブにボールを奪いにいく、頭と身体のハードワークする点などで非常にポジティブな変化が観えました。正直なところ、あと2、3日はキャンプを続けたいという思いを持ちながら活動終了となりました。
このキャンプでの経験が選手たちの日常の取り組みや基準を変えるきっかとなり、それぞれが夢に向かって成長していくことを期待しています。最後に、公式戦がある中でも快く選手を派遣してくださった所属クラブ・中学校の指導者の方々、コロナ禍でありながら参加を承諾してくださった保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

FP 田中咲翔 選手(FC.Livent)
初めに、このコロナ禍の中、このような素晴らしい環境でキャンプを開いていただきありがとうございます。それと同時にこのキャンプに関わってくださった人達に感謝します。
僕はこのキャンプに参加する上で、自分の長所をたくさん発揮することや全国各地から集まってきた人のプレーを見て学び、いい所を見つけてそれを自分のものにすること、そしてこのチャンスを絶対にものにする、という強い気持ちを持ってきました。
試合や練習では木村監督を中心に教えて頂きました。たくさんの武器をもった選手達と共に練習や試合をすることが出来て、とてもいい刺激になりました。自分の通用する武器を確認し、反対に新たな課題も見えてきました。武器はのばし、課題を克服して、その課題を武器にできるように努力したいです。また、今までは体のケアやアップなどあまり丁寧にしていませんでしたが、フィジカルコーチやトレーナーの皆さんにストレッチなどを教えてもらい、今までの自分ではあまり考えていなかった食事のとり方や体のケア、アップの仕方を考えてできるようになりました。
学んだことは、このキャンプの期間だけではなくチームへ持ち帰って習慣化し、チームメートにも共有したいです。
このキャンプで教えてもらったことを忘れずに努力し、今度は世代別代表、そして日本代表に選ばれるように人より倍の努力をして、夢に向かって道を切り開いていきたいです。

FP 伊藤喬崇 選手(HONDA FC U-15)
まずは、今回のキャンプを運営して下さった皆さまへ、貴重な体験をさせていただいたことを感謝します。
初めて会う選手や環境に対し、最初は緊張して動きが固かったものの、互いに積極的なコミュニケーションをとり緊張をほぐすことができました。練習では1日目に「ギラギラしてやろう」と言われ2日目から全体の意識が変わったと思います。自分の特徴をよく知り、それを生かすために考えながら動くようにしました。全体の強度がいつもよりも高いため、粘り強さや気持ちの面でもとても成長することができました。試合や練習後にメンバーの人たちとその日のプレーについて話し合い、ミーティングで反省を深めて次に繋げました。
サッカー以外のことでも、食事の管理や部屋の整理整頓など、普段の自分がどれだけ甘えて生活していたかが分かりました。これを機に生活習慣を見直したいと思いました。親にも感謝をしたいです。このメンバーに選ばれて嬉しい気持ちもありますが、その中でもトップにいられるようチームに帰ってここで学んだことを伝え、質の高い練習をして、常に悔しがることのないように日々サッカーに励んでいきたいです。

FP 小山田蓮 選手(青森山田中)
初めに、コロナ禍の中このような素晴らしいキャンプを開催していただきありがとうございました。この4日間は自分にとってかけがえのないとても貴重は4日間になりました。
初めに木村監督から言われたこのキャンプのテーマである「自分を知る」「味方を知る」「サッカーを知る」ということを意識してこの4日間プレーしてきました。
1日目はみんな緊張していて動きが固く、静かにプレーしていたので「元気出せ」と何度もコーチから言われました。2日、3日目になるとみんなの名前もある程度覚えてホテルでも楽しい生活を送れました。1日目、2日目は守備や攻撃のトレーニングをして、色々なとこをコーチに教えてもらい、とても勉強になりました。3日目は鹿島アントラーズジュニアユースと試合をしました。1本目は相手の勢いにのまれて失点してしまいましたが、2本目、3本目は自分達のペースで試合を進められて得点をすることができました。最終的には3対4で負けてしまいましたが、とても学ぶことが多い練習試合でした。最終日の4日目は日本体育大学柏高等学校の一年生と試合をしました。3日目の反省を生かして入りなどは上手くいきチャンスも何度か作ることができました。フィジカル的には負けていましたが木村監督から頭で考えることは負けるなと言われました。結果は負けてしまいましたが、3日目の試合よりみんな動けていたしチャンスも作れていたのでチームとしての成長を感じられました。
この4日間で、今の自分は何が出来て何が出来ないのかを明確に知り、立ち位置を知ることができました。キャンプで学んだことに自チームに帰ってもしっかり取り組んで自分の武器を作り短所を減らせるようにしていきたいです。

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