JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > フットサル > 最新ニュース一覧 > 「チームも自分も前進していることを示したい」西谷良介選手(名古屋オーシャンズ)インタビュー前編 JFA 第26回全日本フットサル選手権大会

ニュース

「チームも自分も前進していることを示したい」西谷良介選手(名古屋オーシャンズ)インタビュー前編 JFA 第26回全日本フットサル選手権大会

2021年02月16日

「チームも自分も前進していることを示したい」西谷良介選手(名古屋オーシャンズ)インタビュー前編 JFA 第26回全日本フットサル選手権大会

JFA 第26回全日本フットサル選手権大会が2月19日(金)に開幕します。ここでは前々回大会で大会MVPを受賞した名古屋オーシャンズの西谷良介選手に、大会の思い出や今大会に向けた意気込みを聞きました。

オンライン取材日:2021年1月26日

――初めて出場した大会については憶えていますか。

西谷 デウソン神戸に加入して出場したのが初めてなので、2008年大会だと思います。神戸の時、(その後所属した)フウガドールすみだの時というのは、自分たちもFリーグのクラブという立場だったので、自分たちに挑んでくる地域リーグのチームもありました。でも、それ以上に名古屋オーシャンズという絶対的な優勝候補がいる中で、チャレンジャーという心構えが強かったですね。

――これまでの大会で最も記憶に残っている試合は。

西谷 神戸、すみだ、そして今の名古屋でも決勝戦を戦いましたが、決勝はどの試合も強く印象に残っています。神戸の時は名古屋に負けて、すみだの時は大阪に負けたので、なかなかタイトルを取れませんでした。特にすみだの時は、すみだでのラストマッチで、何とかタイトルを取りたかったのですが、取れなかったことが悔しかったですね。

――第23回、第24回大会は、名古屋の一員として連覇を果たしました。この2大会にはどんな印象が残っていますか。

西谷 個人的に、こういう短期決戦は普段とは異なる熱気があって好きなんです。勝ったチームだけが次に進めるというのも、自分たちのモチベーションになりますからね。一昨年の大会は、ペドロ・コスタ監督、酒井ラファエル良男選手のラストマッチになることが決まっていました。選手権はシーズンの最後に行われるので、「この試合が最後になる」という選手がほぼ毎年いるのですが、そういうチームメートたちのためにも、何がなんでも優勝したかったです。ただ、第23回大会の決勝は、開始数分で負傷してしまい、ピッチに短時間しか立てずに悔しい思いもしました。

――昨年の大会は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。

西谷 全日本選手権をシーズン最後の締めくくりに位置付けているフットサル選手は多いと思うので、本当に残念でした。特に昨年の僕たちは、この大会に勝てば4冠を達成することができたので、絶対に優勝したいと思っていました。名古屋の歴史を見ても4冠達成は2回しかありませんし、大きな目標に挑戦できなくなったことで、チームとしても落ち込みました。そこに向けて調整もしてきていましたし、自分たちの力、存在感を示すためにもやりたかったです。ルイジーニョ、ラファも、名古屋の選手として最後の大会を戦えずに帰国したので、やるせない気持ち、虚無感がありましたね。

――コロナ禍で迎えた2020-2021シーズン、名古屋は変わらぬ強さを示し、Fリーグの4連覇を決めました。この1年はどんなシーズンでしたか。

西谷 無観客で公式戦をすることは初めてでしたし、どこか練習試合をしているような感覚もありました。そんな状況になってしまったからこそ、これまで自分たちの背中を後押ししてくれていたファン・サポーターの力を、すさまじく感じたシーズンでしたね。まだ全日本選手権もありますし、シーズンは終わっていませんが、ファン・サポーターの方々の力が、自分たちの力になっていることを、改めて感じることができました。

――2年ぶりに行われる全日本フットサル選手権はどのような思いをもって臨みますか。

西谷 自分たちが悔いのないようにシーズンを締めくくるためにも、絶対に優勝したいと思います。何があっても自分たちも、名古屋オーシャンズも、歩みを止めないようにしたいですし、自分たちがフットサル人生の歩みを前進させていることを示せる大会にしていけたらと思います。

後編はこちら

大会期間:2月19日(金)~3月7日(日)
会場:三重県/三重県営サンアリーナ、東京都/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場、静岡県/浜松アリーナ

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー