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F1チームが初戦を迎える!F2王者の柏はF1浦安との千葉ダービーに勝利 JFA 第26回全日本フットサル選手権大会
2021年02月28日
JFA 第26回全日本フットサル選手権大会は27日(土)、三重県営サンアリーナと駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場の2会場で4回戦が行われました。
三重県営サンアリーナの第1試合で実現したバルドラール浦安(F1/千葉)とトルエーラ柏(F2/千葉)による“千葉ダービー”。先手を取ったのは、F2王者の柏でした。第1ピリオド12分、右サイドを突破した山田翔司選手の折り返しを、ゴール前に詰めていた松原友博選手が押し込み先制すると、その3分後にも柏は、古巣対決となった野村啓介選手が同じような形で追加点を挙げます。2点をリードした柏は、第2ピリオド5分にもカウンターからサカイ ダニエル ユウジ選手のゴールで点差を広げます。点差を広げられた浦安は、ここからパワープレーを仕掛けますが、柏の守備は堅く、得点を挙げられません。逆に柏はリスクを冒して攻めてきた浦安から3点を追加。最終的に6-0という大差で勝利し、ベスト8進出を決めました。
第2試合では、名古屋オーシャンズ(F1/愛知)とボルクバレット北九州(F1/福岡)が対戦。第1ピリオド6分、CKを得た北九州はチャオ パルメイロ クリスチャン選手が強烈なシュートをたたき込み、大会3連覇を目指す名古屋から先制点を挙げます。しかし、名古屋は第1ピリオド12分にセットプレーからゴール前でフリーになったオリベイラ アルトゥール選手が同点ゴールを決めると、同18分には右サイドから星翔太選手が強烈なシュートを決め、逆転に成功します。その直後にも第2PKからアルトゥール選手が2点目を決めた名古屋は、第2ピリオドにもキャプテンの星龍太選手の2ゴールを含む3点を挙げ、6-1で勝利しました。
第3試合では、立川・府中アスレティックFC(F1/東京)とデレヤオーネ岐阜/AGM(東海2/岐阜)が対戦します。第1ピリオド2分に今季限りでの引退を発表している渡邉知晃選手のゴールで立川・府中が先制しましたが、その後は岐阜も反撃に転じ、第1ピリオドは地域リーグの岐阜が3-2とリードして折り返します。しかし、岐阜の荒川博行監督兼選手が「後半になると体力の差が出てしまった」と話すように、ハーフタイム明けからは立川・府中が一方的に攻めて一気に逆転。最終的には6-4というスコアで、立川・府中が準々決勝進出を決めました。
F1勢対決となった第4試合のバサジィ大分(F1/大分)とシュライカー大阪(F1/大阪)の一戦は、第1ピリオド6分に加藤翼選手のゴールで大阪が先制します。しかし、1週間前のリーグ最終節の対戦で大阪に敗れていた大分は、ここから反撃に転じ、第1ピリオド8分に芝野創太選手がドリブル突破からシュートを決め、同点に追いつきます。さらに第2ピリオド最初のプレーで、瀧澤太将選手が逆転ゴールを決めた大分は、山田凱斗選手、芝野選手の2点目で4-1として大阪にリーグ戦の借りを返しています。
東京会場では、ペスカドーラ町田(F1/東京)が広島エフ・ドゥ(F2/広島)に6-3で勝利。Y.S.C.C.横浜(F1/神奈川)も、関東2部リーグのオーパ(関東2/千葉)に5-2で勝利し、F1所属の力を誇示しました。また、F1同士の対戦となった湘南ベルマーレ(F1/神奈川)はPK戦の末にエスポラーダ北海道(F1/北海道)を下し、フウガドールすみだ(F1/東京)は6-2でボアルース長野(F1/長野)を破っています。
28日(日)には、三重会場、東京会場でともに準々決勝の2試合が行われ、ベスト4進出チームが決定します。試合は三重会場が有観客で行われ、JFA TVでは全試合がライブ配信されます。ぜひ、熱戦を見届けてください。
選手コメント
FP #14 白方秀和 選手(トルエーラ柏)
ディフェンスで良いプレスをかけることができましたし、勝負に徹して、うまく試合を展開できました。最初の2点を意図した形で取れて、失点もゼロに抑えられたことは、すごく自信になりました。Fリーグ・ディビジョン1の入れ替え戦を控えている僕らとしては、F1の強度に慣れないといけません。F1のチームに勝てたことは自信になりますし、明日の試合で再びF1のチームと試合ができるのは、すごく大きな財産になると思います。入れ替え戦に向けても、また明日大事な試合になります。僕は累積で出場できませんが、みんなのことを信じていますし、すごく楽しみです。
FP #5 星龍太 選手(名古屋オーシャンズ)
リーグ戦の最後の方で、あまり名古屋らしくない試合を続けてしまっていました。それが最初の失点をして慌ててしまうということにつながってしまったと思います。もう少し王者らしく戦えた部分があったと思いますが、点を取るにつれて流れを取り戻せましたし、トーナメントの戦いらしくなってきたなと試合を進むごとに感じられました。(次戦対戦する)柏はこうしたトーナメントの戦い方を知っているチームだと思いますし、ベテランもそろっています。僕たちとの試合ということで、力も出してくると思うので、すごく厳しい試合になると思っています。
FP #5 皆本晃 選手(立川・府中アスレティックFC)
厳しい試合だったと思います。相手も頑張っていましたし、強みがたくさんあるチームだったのですごく苦戦しました。1点目がすぐに入ったことで、緩んでしまったことがあったかもしれません。すごく技術が高い選手、走れている選手が多くいました。やることを徹底して、それを信じてやっていたので、こちらも戦っていて気持ち良かったです。40分やれば必ず差はつくと思っていたので、第1ピリオドをリードされたことでの焦りは全くありませんでした。明日以降の試合は、全く違うものになると思います。リーグ戦では大分が2位で僕らの上にいるので、絶対に勝ちたいと思います。
FP #17 今井翔 選手(シュライカー大阪)
この試合をラストゲームにしたくなかったので、勝ちたかったのが本音です。まだ気持ちの整理がつかないですね。大分の守備も堅く、なかなかこじ開けられませんでしたし、その最後の詰めの甘さがあったと思います。大阪に入団して1年目でリーグ優勝、全日本選手権優勝をさせてもらって、そのシーズンの思い出は強くありますが、毎年充実した選手生活を送らせてもらいました。
4回戦 2/27 【フルマッチ】バルドラール浦安 vs トルエーラ柏
4回戦 2/27 【フルマッチ】名古屋オーシャンズ vs ボルクバレット北九州
4回戦 2/27 【フルマッチ】立川・府中アスレティックFC vs デレヤオーネ岐阜/AGM
4回戦 2/27 【フルマッチ】バサジィ大分 vs シュライカー大阪
4回戦 2/27 【フルマッチ】ペスカドーラ町田 vs 広島エフ・ドゥ
4回戦 2/27 【フルマッチ】湘南ベルマーレ vs エスポラーダ北海道
4回戦 2/27 【フルマッチ】Y.S.C.C.横浜 vs オーパ
4回戦 2/27 【フルマッチ】フウガドールすみだ vs ボアルース長野
大会期間:2月19日(金)~3月7日(日)
会場:三重県/三重県営サンアリーナ、東京都/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場、静岡県/浜松アリーナ
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