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京都が栃木を突き放して8強 天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会

2022年07月14日

京都が栃木を突き放して8強 天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会

天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会は7月13日(水)、各地でラウンド16が行われました。

カンセキスタジアムとちぎでは、栃木SC(J2)と京都サンガF.C.(J1)が対戦しました。試合開始から積極的に前へとボールを動かし続ける栃木が勢いに乗りますが、先制したのは京都でした。開始6分、栃木DFがわずかにボールの処理を誤った場面を逃さず、ペナルティーエリア左に持ち込んだ豊川雄太選手が、冷静にファーサイドを射抜いてリードをもたらしました。

出鼻をくじかれても、栃木は果敢に攻め続けました。24分には左サイドの福森健太選手のアーリークロスがゴール前の宮崎鴻選手に通り、決められなかったもののGKと1対1の場面を迎えました。その後も少ないタッチで京都のプレスをかわし、カウンターなどでチャンスをつくり出すと、36分には試合を振り出しに戻します。またも福森選手のクロスが、ファーサイドの宮崎選手へと向かうと、今度は打点の高いヘディングできっちりとゴールネットを揺らしました。

ハーフタイムに両チームとも選手交代を行いますが、流れは栃木がつかんだままでした。ゴール前に攻め込む回数やシュートシーンも増えましたが、追加点には至りません。共に交代枠を使い切り、京都はフォーメーションを変更するなど手を尽くします。目安が4分と表示され延長戦突入が見えてきたアディショナルタイム、京都はCKの流れから福岡慎平選手が粘り強くゴール右で突破を図ってクロス。これを交代出場していたイスマイラ選手が押し込み、京都が劇的に勝利をつかみました。

7月20日(水)に延期になった東京ヴェルディ(J2)とジュビロ磐田(J1)による試合の勝者が決まれば、ベスト8が出そろいます。

監督・選手コメント

曺貴裁 監督(京都サンガF.C.)
良い形で点を取ってスタートできたのですが、その後は相手のファイティングスピリットに押されるような形で失点して、非常に苦しい試合でした。選手が我慢して勝ちをもぎ取ったと考えると、京都の新しい勝ち方ができたかなと思います。栃木SCの時崎悠監督とは湘南ベルマーレで一緒に仕事をして、毎日のように選手の成長などの話をしました。対戦してみて、彼が非常に真摯にチームをつくっていると、よく分かりました。

イスマイラ 選手(京都サンガF.C.)
曺貴裁監督から、ミーティングで全員にプランを授けられていたし、交代出場する際は個人的に、前線の真ん中に入って、ゴールを奪ってくれと言われていました。しっかり遂行できたと思います。今季公式戦初ゴールとなりました。もっと点を取っていきたいのですが、初ゴールが生まれないと次はありません。だから、今季初得点をとてもうれしく思います。

時崎悠 監督(栃木SC)
選手たちには、内容が良いとか力が通用するということより、とにかく必要なのは結果だと話しました。少しでも隙があれば決め切るという点が、J1を戦うチームと勝点を積み上げられないチームの差だと改めて感じました。僕自身もこのゲームを楽しみにしていたし、栃木SCが経験したことのないベスト8に連れていくという使命感を持って戦いましたが、曺貴裁監督から、まだまだ足りないよと教えられたように思います。僕自身も選手も糧にして、次の試合に向かっていきたいと思います。

磯村亮太 選手(栃木SC)
試合の立ち上がりと終盤という、一番気をつけないといけない時間帯に失点して、自分たちの未熟さを痛感させられました。チャンスで決め切れなかったことが、最後の失点につながったとも思います。今年は良い内容の試合に限って結果が出ないことが多く、本当に僕らが乗り越えないといけないところだと感じます。内容と結果がリンクするチームにならないと、上には行けません。また明日から、チーム全員で高め合っていきたいと思います。

【1回戦】5月21日(土)、22日(日)[予備日:5月23日(月)]
【2回戦】6月1日(水)、8日(水)
【3回戦】6月22日(水)[予備日:6月29日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】7月13日(水)、20日(水)
【準々決勝】9月7日(水)[予備日:9月28日(水)]
【準決勝】10月5日(水)
【決勝】10月16日(日)

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