千葉県
ジェフユナイテッド市原・千葉U-12が主導権を握り続け、初優勝を果たす！
ジェフユナイテッド市原・千葉U-12 2-0(前半2-0、後半0-0) 柏レイソルA．A．TOR’82イエロー
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 千葉県大会の決勝が11月29日、千葉県白井市の白井運動公園陸上競技場で行われました。
気温は12.6℃、灰色の雲に太陽が隠れたあいにくの天気に加え、新型コロナウイルス感染防止の観点から、今年は無観客試合でしたが、優勝を目指す選手たちの熱い思いには関係がなく、フィールドでは熱い戦いが繰り広げられました。
決勝のカ−ドは、初優勝を目指すジェフユナイテッド市原・千葉U-12と７年ぶりの優勝を目指す柏レイソルA.A.TOR’82イエローの戦いとなりました。ジェフユナイテッドは今大会全て３点以上得点する堂々の勝ち上がりを見せ、準決勝でも七栄FCを無失点に抑え決勝戦を迎えました。対する柏レイソルA.A.TORは、準々決勝では僅差での勝利をものにし、準決勝では４点をたたき出し、勢いに乗っています。
キックオフ直後から、ジェフユナイテッドが高い技術と運動量により試合のペースを掴み、柏レイソルA.A.TOR陣内で試合が進みます。試合が動いたのは開始11分、ゴール前でのチャンスを見逃さなかったジェフユナイテッドの押元耀也選手が、味方からの浮き球を上手く押し込んで待望の先制点を決めます。更に１分後、押元選手が再び右足でゴールを決めて柏レイソルA.A.TORを一気に突き離します。一点でも返したい柏レイソルA.A.TORは米津一蹴選手を中心に積極的にゴールを狙いますが、ジェフユナイテッドの堅い守りに得点までつなげることができません。
後半に入ると、両チームとも一歩も譲らず、一層激しい攻防が繰り広げられる展開となりました。ジェフユナイテッドはフリーキックを獲得し、追加点のチャンスを掴みましたが、ゴ−ルを捉えることは出来ません。柏レイソルA.A.TORは最後まで諦めずにゴ−ルを目指しますが、ジェフユナイテッドも集中力を切らさずに得点を許しません。ジェフユナイテッドは７人を交代、ほぼ全選手が出場しながら無失点を守り抜き、初めての全国大会への切符を手にしました。
監督・選手コメント
ギジェルモ・オリオール・ヒル 監督（ジェフユナイテッド市原・千葉U-12）
試合をコントロールするために、ボールを長く持つことを意識してきました。優勝できて満足しています。全国大会でも積極的にボールを持つことを徹底していきたいです。
鈴木波馬 選手（ジェフユナイテッド市原・千葉U-12）
うれしくてみんなで喜びを爆発させました。試合に集中して取り組むことができました。全国大会に向けて、チームで団結し、一試合一試合に全力を尽くして優勝をしたいです。
| 優勝 | ジェフユナイテッド市原・千葉U-12 |
|---|---|
| 準優勝 | 柏レイソルA．A．TOR’82イエロー |
| 3位 | 七栄FC / 船橋FC |
| 努力賞 | 柏レイソルA．A．TOR‘82イエロー |
準優勝：柏レイソルA．A．TOR’82イエロー
3位：七栄FC
3位：船橋FC
