大阪府
ガンバ大阪門真ジュニア1stが19年ぶり2回目に全国大会へ
ガンバ大阪門真ジュニア1st 1-0(前半1-0、後半0-0) セレッソ大阪U-12
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 大阪府大会の決勝が11月28日、Jグリーン堺で行われました。気温14.5℃、曇り・微風の中で行われた決勝戦はガンバ大阪門真ジュニア1stとセレッソ大阪U-12の対戦となりました。
ガンバ大阪門真は決勝までの4試合で得点11点、失点1点で決勝に進み、セレッソ大阪は決勝戦に至る4試合で得点13点、失点2点PK戦1試合と、両者共に高い得点力と堅い守備で拮抗した試合の末に決勝戦に進みました。
前半はガンバのキックオフで開始されましたが、直ぐにセレッソが攻め込み、ゴール前でシュートチャンスを掴みますがガンバのDFに阻まれます。そのままセレッソがペースを掴み、ガンバ陣での試合展開が続きます。17分セレッソ塩尻哲平選手がペナルティエリア左角直前までドリブルで持ち込み、枠内を捉えたシュートを放ちますが、ガンバGKがパンチングで弾くと、こぼれ球をセレッソ岡田暉生選手が続けてシュートしますがゴール上に外れます。その後も、セレッソはガンバのクリアボールをひろい、最終ラインを基点にボールを左右に展開しながら攻め続けますが、ガンバ守備陣も集中力高く、ゴ−ルを許しません。
18分セレッソのサイドからのドリブルでの仕掛けをガンバ法貴大空選手が奪い、すぐさま前方中央に送ると、それを受けたガンバ中野琉允選手が身体を反転させて左足で相手DFの裏に浮き球を入れます。これに反応したガンバ久保颯助選手が走り込み、身体ひとつ抜け出して相手GKと一対一になろうとした瞬間、懸命に守るセレッソDFと交錯してしまい、両者ペナルティエリア内で転倒しました。これがPKと判定され、ガンバ小堀厳咲選手が冷静にPKを決め、ガンバが先制して前半が終了します。
後半は開始から両者共に攻守が目まぐるしく入れ替わる展開が続きます。34分、ガンバ江阪琉輝選手が飛距離約20mのロングスローをゴ−ル前に投げ込みますが、味方が頭で合わすことが出来ず、相手GKにキャッチされます。35分、セレッソ中瀬望亜選手がDF2人の間からシュートを放ちますがGK正面となり、ゴ−ルには至りません。何とか同点に追いつきたいセレッソは最後まで攻め続けますが、ガンバの堅い守備を打ち破ることは出来ずに試合終了を告げるホイッスルが鳴りました。数少ないチャンスを生かしたガンバ大阪門真ジュニア1stがPKの1点を守り切り、19年ぶり2回目の全国大会出場を勝ち取りました。
監督・選手コメント
服部和也 監督（ガンバ大阪門真ジュニア1st）
今年はコロナの関係で大変な１年間のスタートとなりましたが、数多くの方々の協力を得て活動を再開することができ、協会関係者等の多大なご尽力によりJFA第44回全日本U－１２サッカー選手権大会・大阪府大会を開催していただきました。大阪大会で優勝することができ、全国大会に出場させていただきますが、色々な方の協力に感謝して戦っていきたいと思います。
小堀厳咲 選手（ガンバ大阪門真ジュニア1st）
大阪大会では、しっかりと点を決めて守ることができ、失点を１で抑えたこと、自分はチームを落ち着かせられたことが良かったです。全国大会でも、強さ・高さ・速さを活かして監督やコーチ、チーム皆で優勝します。
| 優勝 | ガンバ大阪門真ジュニア1st |
|---|---|
| 準優勝 | セレッソ大阪U-12 |
| 3位 | ボヘミア大阪 1st / アイリスFC住吉 1st |
| 努力賞 | セレッソ大阪U-12 |
| グッドマナー賞 | ボヘミア大阪 1st |
準優勝：セレッソ大阪U-12
3位：ボヘミア大阪 1st
3位：アイリスFC住吉 1st
