大会要項
趣旨
公益財団法人日本サッカー協会(以下「本協会」という)は、日本国内における女子サッカーの技術向上と健全な心身の育成を図り、広く女子サッカーの普及振興に寄与すること、そしてクラブチームのさらなる増加、活動の活性化を目的として、本大会を実施する。
名称
JFA 第28回全日本U-18 女子サッカー選手権大会
主催
公益財団法人日本サッカー協会
主管
一般社団法人大阪府サッカー協会
後援
スポーツ庁、全国高等学校長協会、公益財団法人日本中学校体育連盟
協賛
JFAオフィシャルトップパートナー | JFAオフィシャルサプライヤー |
---|---|
キリンホールディングス 株式会社 |
アディダス ジャパン 株式会社 |
JFAコンペティションパートナー | |
株式会社モルテン、ニチバン株式会社 |
日程
開催日
〈1回戦〉 2025年1月3日(金)
〈準々決勝〉 1月4日(土)
〈準決勝〉 1月6日(月)
〈決勝〉 1月11日(土)
会場
J-GREEN堺(大阪府堺市)
組合せ
本協会において抽選を行い決定する
代表者会議
実施しない
開会式
実施しない
参加資格
- (1) 本大会に出場するチームは、大会実施年度に日本サッカー協会(以下、「本協会」)に「女子」の種別で登録した加盟登録チームであること。但し、都道府県高等学校体育連盟加盟チームを除く。
- (2) 本大会に出場するチームは、高校生年代の選手を5名以上登録すること。
- (3) 本大会に出場する選手は、2006年(平成18年)4月2日から2012年(平成24年)4月1日までに生まれた女子選手であり、2024年11月27日(水)までに本協会に登録(追加登録も含む)されていること。但し、都道府県高等学校体育連盟加盟選手を除く。
- (4) クラブ申請制度の適用
本協会により「クラブ申請」を承認された「クラブ」内のチームに所属する選手(複数人可)については、所属チームから移籍することなく、上記(1)のチームで参加することができる。ただし、参加する選手については以下のすべてを満たしていること。
①上記(2)を満たしていること。
②下記種別区分のチームに所属していること。
参加チームの種別区分 | 同一「クラブ」内のチーム登録種別区分 |
---|---|
WEリーグ・なでしこリーグ・一般・大学 | 高校・クラブ(高校生)・中学・クラブ(中学生)・(男子)2種・(男子)3種 |
高校・クラブ(高校生) | 中学・クラブ(中学生)・男子3種 |
- ③ 本大会の予選を通じて、他のチームで出場していないこと。
- (5) 外国籍選手:5名まで登録でき、1試合3名まで出場できる。
- (6) 移籍選手:本大会の予選を通して、選手は他のチームで出場していないこと。
参加チームとその数
参加チームは、次のとおり各9地域協会から選出された16チームとする。
北海道 | 1 | 東北 | 1 | 関東 | 4 |
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北信越 | 1 | 東海 | 1 | 関西 | 4 |
中国 | 1 | 四国 | 1 | 九州 | 2 |
大会形式
ノックアウト方式(3位決定戦を行わない)
競技規則
大会実施年度の本協会「サッカー競技規則」による。
競技会規定
以下の項目については本大会の規定を定める。
- (1) 競技のフィールド
フィールド表面は平坦で常緑な天然芝であり、ピッチサイズは原則105m×68mであること。 - (2) ボール
試合球はモルテン社製ボール『ヴァンタッジオ 4900芝用5号(品番:F5N4900)』とする。
マルチボールシステムを採用する。 - (3) 競技者の数
競技者の数:11名
交代要員の数:7名以内
交代を行うことができる数:5名以内
ピッチ上でプレーできる外国籍選手の数:3名以内 - (4) 役員の数
ベンチ入りできる役員の数:6名以内 - (5) テクニカルエリア:設置する
戦術的指示はテクニカルエリア内からその都度1名が伝えることができる。 - (6) 競技者の用具
① ユニフォーム
a 本協会の「ユニフォーム規程」に基づいたユニフォームを使用しなければならない。
b 以下のいずれかに該当するチームは、各リーグのユニフォーム要項で認められたユニフォームであれば、本大会でも使用を認められる。ただし、一部でも仕様が異なる場合は認められない。 - この際、シャツの色彩が、審判員が通常着用する黒色と明確に判別し得ない場合、審判員用のカラーシャツを複数色、チームで準備できる場合のみ使用を認められる
c フィールドプレーヤー、ゴールキーパーともに、色彩が異なり判別しやすい正副のユニフォーム(シャツ・ショーツ・ソックス)を用意のうえ、参加申込の際、所定の様式にて提出し、各試合には正副両方を必ず携行すること。
d 各試合で使用するユニフォームは、本協会にて事前に指定する。チーム都合による変更は認められない。両チームは試合当日、正副ユニフォーム現物を持参し、審判員立会いのもと確認を行う。その際、審判員が判定に影響があると判断した場合には、使用するユニフォームを変更することができる。
e シャツの前面・背面に参加申込の際に登録した選手番号を付けること。ショーツの選手番号についてはつけることが望ましい。
f ユニフォームの色、選手番号の参加申込締切日以後の変更は認めない。
g ユニフォームへの広告表示については本協会「ユニフォーム規程」に基づき承認された場合のみこれを認める。
② キャプテンアームバンド
本協会によって用意または認められたアームバンドのみ着用が認められ、本協会によってみとめられたアームバンドを着用する場合は本協会ユニフォーム規程に準拠すること。 - (7) 試合時間
① 試合時間は90分(前後半各45分)とする。
ハーフタイムのインターバル(前半終了から後半開始まで):原則15分間
② 試合の勝者を決定する方法(試合時間内で勝敗が決しない場合)
1回戦~準決勝:PK戦により勝者を決定する。
決勝:20分(前後半各10分)の延長戦を行い、なお決しない場合はPK戦により勝利チームを決定する。
延長戦に入る前のインターバル:5分間
PK戦に入る前のインターバル:1分間
③ アディショナルタイムの表示:行う - (8) 選手交代回数の制限
① 選手交代は、後半の交代回数を3回までとする(1回に複数人を交代することは可能)。
② 前半、ハーフタイム、延長戦に入る前のインターバルでの選手交代は、後半の交代回数に含まれない。
③ 延長戦に入った際、後半に3回選手交代を行った場合でも、選手交代を行うことができる。(交代枠が残されている場合に限る) - (9) 脳震盪交代
脳震盪またはその疑いのある選手が発生した場合の取扱いは、次の通りとする。
① 脳震盪またはその疑いのある選手の交代(以下「脳震盪交代」という)は、通常交代に含まれない。
② 脳震盪交代は、通常交代と判別できる、別途指定する手続きで行わなければならない。
③ 脳震盪交代と通常交代を同時に行った場合、通常交代および脳震盪交代の交代回数をそれぞれ1回としてカウントするものとする。
④ 脳震盪交代をした場合、相手チームは通常交代とは別に、1名1回の交代を追加で得ることができる(以下、本項に基づく交代を「追加交代」という)。ただし、追加交代と通常交代を同時に行った場合、通常交代および追加交代の交代回数をそれぞれ1回としてカウントするものとする。
⑤ 1試合における各チームの脳震盪交代および追加交代の交代人数は、それぞれ1名とする。 - (10) その他
① 第4の審判員の任命:行う
② 負傷者の対応:主審が認めた場合のみ、最大2名ピッチへの入場を許可される。
③ メンバー提出用紙提出後からキックオフまでの間における選手変更は、ウォーミングアップ・練習中の負傷または急病等、やむを得ない事情があり、かつ主審の承諾を得た場合に限られる。先発選手の場合、控え選手を先発選手に変更し、新たな選手を控え選手として補充することができる。当該先発予定選手を控え選手に変更することはできないが、ゴールキーパーについては例外として認める。また、控え選手の場合、新たな選手を補充することができる。ただし、補充する選手は出場チームが参加申込をした30名の中からとする。
チーム | 適用されるユニフォーム要項(リーグ) |
---|---|
Jクラブ傘下のチーム | 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) |
懲罰
- (1) 本大会の予選は懲罰規程上の同一競技会とみなし、予選終了時点で未消化の出場停止処分は本大会において順次消化する。ただし、警告の累積による場合を除く。
- (2) 本大会における懲罰問題に関して、大会規律委員会を設ける。
- (3) 本大会期間中に警告を2回受けた選手等は、次の1試合に出場できない。
- (4) 本大会において退場を命じられた選手等は、自動的に次の1試合に出場できず、それ以降の処置については大会規律委員会において決定する。
- (5) 本実施要項に記載事項にない懲罰に関する事項は、大会規律委員会にて決定する。
表彰
- (1) 優勝以下第3位までに表彰状ならびにメダルを授与する。
優勝チームには優勝杯を授与し、次回までこれを保持せしめる。 - (2) フェアプレー精神の育成・向上のため、フェアプレー賞を本協会選考基準に従い選考しトロフィーを授与する。フェアプレー賞はチーム単位とし、ベスト4に進出したチームの中から選考される。