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F2・柏、初優勝を決める! F1・浦安と横浜は勝点を分ける結果に【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1・ディビジョン2】

2021年01月12日

F2・柏、初優勝を決める! F1・浦安と横浜は勝点を分ける結果に【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1・ディビジョン2】

1月9日、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1(F1)、ディビジョン2(F2)が2021年のスタートを切りました。
特に注目を集めたのはこの試合で勝利すれば2020-2021シーズンのF2優勝が決まるトルエーラ柏と、2位のデウソン神戸の対戦です。7戦無敗の柏と優勝の可能性を残す神戸との試合は、立ち上がりから激しい攻防を繰り広げました。15分にはキックインを受けた長谷大地選手が反転シュートを突き刺し、神戸が先制に成功します。同点を狙い勢いを強める柏の攻撃も集中した守備で防ぎ、第1ピリオドは1対0と神戸リードで終了しました。第2ピリオドも序盤から攻勢に出る柏は25分、キックインに頭で合わせた佐藤建也選手のゴールで同点に追いつくと、34分にもセットプレーから佐藤選手が追加点を挙げ、勝ち越しに成功します。1点を追う神戸はパワープレーを仕掛けますが得点を奪うことができず、終了間際にはパワープレー返しで失点を喫します。最後まで粘り強く柏ゴールに迫った神戸でしたが、追撃及ばず1対3で試合終了。この試合の結果により、柏が2020-2021シーズンのF2王座に輝きました。
今季2度目の対戦となったバルドラール浦安とY.S.C.C.横浜の一戦は、引き締まった試合展開となりました。19分に宿本諒太選手のゴールで先制した横浜が0対1とリードし第1ピリオドを終えると、25分には石田健太郎選手の折り返しに長坂拓海選手が合わせ、浦安が同点に追いつきます。その後も一進一退の攻防が続き、両チーム1点ずつを追加。2対2のドローで試合を終え、勝点を分ける結果となりました。名古屋オーシャンズ対バサジィ大分の天王山は、上位同士の対戦にふさわしい見応えのある試合となりました。一時は大分が1点差に迫りましたが、首位らしく落ち着いた戦いぶりを見せた名古屋が4対1で勝利し、勝点を39に伸ばしています。

監督・選手コメント

小宮山友祐 監督(バルドラール浦安)
本当にもったいない試合でした。勝てるゲームを自分たちが手放してしまったという印象です。特に第1ピリオドは攻撃面において消極的で、物足りなさがありました。こういう試合をしていたら勝つことはできません。試合後のミーティングでも「自分たちの目指しているところはどこなのか」「もっと危機感を持ってほしい」という話をしました。何のために名古屋オーシャンズとの対戦で相手の好きなようにやられ、自分たちと彼らとの差を突きつけられたのか。残念ながらそういった気持ちが薄れてしまったのかもしれませんが、戦う姿勢、相手より上回ろうとする迫力など目に見えない部分での取り組み方が、まだまだ甘いチームなのだと思います。Fリーグはそんなに甘いレベルの場所ではないので、当たり前のレベルを上げていかないといけません。それができなかったことは、監督である私の責任だと思います。そういったところを課題として捉え、次に向かっていきたいと思います。

前田佳宏 監督(Y.S.C.C.横浜)
メンバー構成上12人で戦う、難しい試合となりました。年末のボアルース長野戦での敗戦から、残りの8試合での目標を立てました。8試合の半分の4試合では勝点を動かす、1でも3でもいいので獲得する、というものです。そういった目標に対しては、最低限の勝点1が取れたので、選手たちを誇りに思います。ただ、僕たちはまだまだなところがあるので、練習から改善をしていきたいと思います。今週金曜日には、中3日で名古屋オーシャンズとの対戦があります。特に今シーズンの僕たちは泥臭い戦い方しかできないので、粘り強く勝点を狙いながら戦いたいと思います。

岡山孝介 監督(トルエーラ柏)
神戸との首位攻防戦に勝利し、全勝で優勝を決めることができました。ただ、どの試合も簡単ではなく、悠々と優勝を決めたわけではありません。この試合も先制を許し、また、なかなか得点を奪えずとても苦しみました。そんな中でも選手達は力強く勇敢に戦い、勝利を手繰り寄せてくれました。最初から最後まで全身全霊で戦ってくれた“出場していない選手達”の存在も見逃せません。出場の有無に関わらず、チーム一丸となって戦えたことが勝因だと思っていますし、そんな選手達を心から誇りに思います。素晴らしい環境を作ってくれたクラブ及びスタッフ陣、そして何より熱い声援を送ってくださったファンやサポーターには心から感謝しています。まだリーグ戦は続き、入替戦や全日本フットサル選手権も残っているので、最後までおつき合いいただけると嬉しいです。引き続き、トルエーラ柏にたくさんの応援をよろしくお願いいたします。

白方秀和 選手(トルエーラ柏)
素直に優勝することができ嬉しいですし、正直ほっとしています。第1ピリオドはリードされて終わりましたが、僕達は絶対に逆転できると信じてプレーしていました。難しい内容でしたが、逆転し勝ち切ることができてよかったです。この試合でリーグ優勝が決まりましたが、僕達が目指しているのはF1昇格です。入れ替え戦で勝利しF1昇格を勝ち取れるように、残りのリーグ2試合や日々のトレーニングで更にチーム力を高められるように頑張ります。

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