高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022は6月18日(土)、19日(日)、22日(水)に第9節の7試合を開催します。

EAST

EASTで首位を走る川崎フロンターレU-18（神奈川）は6位の横浜FCユース（神奈川）との神奈川ダービーに臨みます。川崎Fは8試合を戦い、7勝1分けと未だ無敗をキープしています。2失点以上した試合はなく、固い守備が攻撃的なサッカーを下支えしているのが分かります。一方の横浜FCは開幕から4試合は1勝3敗と不安定な立ち上がりとなりましたが、ここ4戦は2勝2分けと上り調子。首位の川崎Fから勝ち点3を奪って上位進出の足掛かりとしたいところでしょう。

川崎Fを追う2位の横浜F・マリノスユース（神奈川）はアウェイでJFAアカデミー福島U-18（静岡）と対戦します。ここまで8試合でリーグトップの29得点を挙げている横浜FMですが、約4週間ぶりのリーグ戦でその勢いを持続できるか注目が集まります。対するAC福島はここまで1勝と苦しい戦いが続きます。引き分けが3試合あり、勝ち点を重ねてきていますが、上位を目指すためには勝利が必要。ターニングポイントとなる一戦になるかもしれません。

5月29日(日)に行われた試合で前橋育英高校（群馬）が勝利し、暫定で4位に後退したFC東京U-18（東京）は市立船橋高校（千葉）を迎えての一戦です。第6節までは5勝1敗と波に乗っていたFC東京ですが、ここ2戦で連敗。優勝戦線に残るためには勝ち点3がほしいところです。一方の市立船橋は、1勝2分け4敗で11位。4敗とも先制点を許しているだけに、まずはしっかりとした守備から良い攻撃につなげていきたいとこです。

その他、7位の大宮アルディージャU18（埼玉）と8位の柏レイソルU-18（千葉）が対戦します。

WEST

WESTでは2位の静岡学園高校（静岡）と3位のジュビロ磐田U-18（静岡）による上位対決が行われます。現在2連勝中の静岡学園は直近2試合ともに3得点を挙げ、攻撃的なサッカーを標榜するチームらしさを見せています。同時にリーグ最少の6失点と守備の堅さもあり、安定した戦いにつながっています。磐田も途中2試合が延期となりましたが、延期明けから2連勝と好調をキープ。前節の履正社高校（大阪）戦では1点をリードされながらも終盤に途中出場のMF後藤啓介選手（#17）が2得点で逆転勝利。勢いを継続して首位を追走したいところでしょう。

5位の名古屋グランパスU-18（愛知）は8位の清水エスパルスユース（静岡）と対戦します。ここまで3試合が延期となっている名古屋は前節のサンフレッチェ広島F.Cユース戦で今季2敗目を喫しました。仕切り直しとなる今節の戦いで白星を挙げられるかは今後のチームの浮沈を左右しそうです。一方の清水は初のWEST参戦で厳しい戦いが続きます。ここ2試合は0-2で敗れており、まずは先制点を挙げて今季3勝目を手にしたいところでしょう。Ｊユースの名門同士の一戦はどちらに軍配が上がるでしょうか。

履正社はヴィッセル神戸U-18（兵庫）を迎えての一戦。7シーズンぶりのプレミアリーグを戦う履正社はここまで2勝1分け4敗で残留圏の9位。まだまだ安心できる順位ではありません。全7試合で失点しており、リーグ最多タイの17失点と、勝利を目指す上では守備の安定感が求められます。対する神戸も3勝4敗と黒星が先行しています。前節は清水を相手に2-0の勝利を挙げており、これをきっかけに上位進出を目指したいところでしょう。関西の強豪チーム同士の一戦は白熱必至。勝利の女神が微笑むのはどちらのチームでしょうか。

高円宮杯プレミアリーグ 大会公式Twitter

大会期間：2022年4月2日(土)～2022年12月4日(日)

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