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広島がプレミア残留へ前進する勝利をつかむ! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022WEST第20節

2022年11月21日

広島がプレミア残留へ前進する勝利をつかむ! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022WEST第20節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022WESTは11月19日(土)と20日(日)に第20節を実施。吉田サッカー公園でサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)とガンバ大阪ユース(大阪)が対戦しました。

ピックアップマッチ

サンフレッチェ広島F.Cユース 1-0(前半0-0、後1-0) ガンバ大阪ユース

コロナ禍で保護者のみの観戦となっていた広島にとっては、久々の有観客試合。広島の選手が通う吉田高校の生徒や、この日を待ちわびたサポーターが見守る前での試合とあり、選手は気合十分でした。「初めての有観客試合だったので、来てくれた人に良いプレーを見せようと思って、試合に挑みました」と振り返るのは、FW中川育選手(#29)です。

広島は立ち上がりからトップチーム同様に、高い位置でのプレスを徹底します。奪ったボールをG大阪のサイドバックの背後へと落として、左の中川選手らがチャンスをつくりました。22分にはMF髙下仁誓選手(#14)のパスから、中川選手がシュートを打ちましたが、DFに当たって、CKに。41分には自陣でボールを奪ったDF石原未蘭選手(#27)のパスから、中川選手がゴールを狙いましたが、1点が奪えず前半を終えました。

対するG大阪は押し込まれる時間が続く中でも、カウンターでチャンスを演出。「センターバックの特徴を早い段階でつかんでおこうと思っていた。ラインがバラバラになる瞬間が多かったので、そこを狙っていこうと考えていた」と振り返るFW日笠蓮康選手(#17)がタイミング良く背後を抜けてゴールを狙いましたが、ゴールネットは揺らせません。45+2分にはMF和泉圭保選手(#15)の左クロスから、MF安達晃大選手(#8)が決定機を迎えましたが、シュートはGKに阻まれました。

後半も変わらず、試合の主導権を握ったのは広島。開始早々には、G大阪のFW南野遥海選手(#9)に左ポスト直撃のシュートを打たれましたが、フリーで受けて仕掛ける回数が増えた中川選手の左サイドから見せ場をつくりました。55分には、自陣で相手の縦パスを奪ったMF笠木優寿選手(#10)からMF竹山心選手(#22)経由で、左に展開し、抜け出した中川選手が中央へパスを送ります。走り込んだ笠木選手が合わせて、広島が均衡を崩しました。笠木選手は「この試合は絶対、自分が点を決めようと思っていた。パスを出した後も、点が取れる位置までしっかり入っていった。味方がドリブルしているときも準備していたので、パスが来たときは決めるだけだった」と振り返りました。

以降は広島がチャンスをつくりながらも、2点目を奪えずにいると、試合終盤は同点弾を狙ったG大阪の時間になりました。自陣まで持ち込まれる場面が続きましたが、「後期になってから、勝っている状況から追い付かれる試合が多かった。試合の終わり方が課題だったので、試合終盤はみんなで声をかけ合って、絶対失点しないよう意識した」(笠木選手)と最後まで集中力を絶やさなかった広島がリードを守り切りました。

監督・選手コメント

髙田哲也 監督(サンフレッチェ広島F.Cユース)
初めての有観客試合で、吉田高校の生徒たちも来てくれていました。彼らの応援が、選手の背中を押してくれた部分はあったと思います。我々は順位的にも、良い守備から始めないといけません。その守備はあくまで攻撃をするためで、高い位置からできる限り奪いに行こうと伝えていました。危ない場面はたくさんありましたが、我慢強くピンチをしのげました。苦しい試合を続けてきているからかは分かりませんが、少しずつたくましくなってきたように感じます。

MF #10 笠木優寿 選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)
残り3試合の段階で、まだ残留が決まっていないので、今日は残留を決めるために勝ち点3が絶対に必要でした。(最後の)3連戦はみんなで大事にしようと挑みました。立ち上がりから相手を押し込んで、自分たちの流れで楽しみながらサッカーしようと考える中、良い入りができたから、前半は自分たちのリズムで試合が動かせました。この後、2試合も勝って最後は3連勝で終われるようにして、成長した姿を見せたいです。

DF #5 桑原陸人 選手(ガンバ大阪ユース)
ピンチが続く中、前半をゼロで抑えられたのは凄く大きかった。押し込まれる中でも、カウンターのチャンスもあったので、決して悪くない試合展開でした。ただ、後半はずっとやってきた真ん中を攻めるためのパスが失点に繋がった。やりたいことをやった結果の失点なので後悔はありませんが、1点も獲れなかったのは残念です。僕たち3年生は来年も後輩たちを高いレベルでやらせてあげなければいけません。ガンバ大阪は落ちてはいけないチームなので、残り2試合は勝ちます。

FW #17 日笠蓮康 選手(ガンバ大阪ユース)
残留するために絶対落としてはいけない試合だと思っていました。前節が終わってから、強度が高いサンフレッチェを想定し、練習から最大限の準備をしてきましたが、チャンスがあるのに自分が決めきることができませんでした。決めていれば、勝っていたので責任を感じています。残り2試合に勝って、プレミアリーグプレーオフの順位(10位)まで上がらないといけません。次はホームで残留争いをしている清水との試合なので、絶対に勝ちます。

その他の試合結果

ヴィッセル神戸U-18 3-0(前半1-0、後半2-0) 履正社高校
サガン鳥栖U-18 1-1(前半0-1、後半1-0) セレッソ大阪U-18
清水エスパルスユース 3-1(前半2-1、後半1-0) 名古屋グランパスU-18
静岡学園高校 2-2(前半0-1、後半2-1) ジュビロ磐田U-18
大津高校 2-0(前半0-0、後半2-0) 東福岡高校

履正社高校(大阪)とのホームゲームに臨んだヴィッセル神戸U-18(兵庫)は、FW冨永虹七選手(#9)のゴールを皮切りに3点を奪い、快勝。サガン鳥栖U-18(佐賀)とセレッソ大阪U-18(大阪)の一戦は両者譲らず、1-1の引き分けとなりました。名古屋グランパスU-18(愛知)と対戦した清水エスパルスユース(静岡)はFW田中侍賢選手(#8)の2ゴールなどによって、3-1で勝利しました。静岡学園高校(静岡)とジュビロ磐田U-18(静岡)の同県対決は、試合終了間際に静岡学園のDF行徳瑛選手(#4)が同点ゴールを奪い、2-2の引き分けに。大津高校(熊本)と東福岡高校(福岡)の高体連対決は、2-0で大津に軍配が上がりました。

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大会期間:2022年4月2日(土)~2022年12月4日(日)

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