JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > なでしこジャパン 世界一の心技体+知を目指して

ニュース

なでしこジャパン 世界一の心技体+知を目指して

2020年10月24日

なでしこジャパン 世界一の心技体+知を目指して

なでしこジャパンは23日(金)、負荷の高かった前日の男子高校生との合同トレーニングや朝から降り続く雨も考慮し、当初予定していた午前中のトレーニングを午後にスライドさせ、休養とトレーニングのメリハリを付けた一日を過ごしました。

7か月ぶりの活動は、「これまで招集してきた選手のパフォーマンスやコンディションのチェック、そして現在リーグで好パフォーマンスを見せている新戦力の把握」「真新しいことに取り組むわけではなく、これまでも継続して取り組んできた個々の課題、チームの課題に向き合い、スピードとパワーに勝る海外勢と戦うためのなでしこジャパンらしさの追求、クオリティと精度の向上、そしてサッカー理解を深めてチームで共有することにチャレンジする」と、大部由美コーチはその目的を話します。

これまでは日々2回の練習を行うことが多かったなでしこジャパンのトレーニングキャンプですが、今回は基本1日1回のトレーニングとなっており、その分ミーティング回数が増え、その時間でチームコンセプトや課題の共有など、インプットされる情報量が増えています。

トレーニングにおいては、なでしこジャパンの生命線としてこれまで磨き上げてきたパス&コントロールという基礎的なトレーニングでも、今まで以上にパススピードにこだわるなど、常に海外強豪国との対戦を意識した大部コーチやコーチ陣の指導の声が飛び交います。ゴール前の攻守や10対10のゲームでも、局面では男子さながらの迫力ある攻防が日に日に数多く見られるようになってきています。

高倉麻子監督は夜のミーティングでこのように話して一日を締めくくりました。
「私たちは、再び世界一に手を伸ばそうとしている。でもそれは楽して届く場所ではない。しんどいことはたくさんあるだろうけど、支えになるのは己の心。それは私がプレゼントできるものではない。世界一の心と技と体、そして知力を身につけて世界一を目指そう」

選手コメント

MF 林穂之香 選手(セレッソ大阪堺レディース)
今年2月のトレーニングキャンプ以来のなでしこジャパンで、今までは自信のないプレーをしてしまうこともありましたが、今季はなでしこリーグ1部でしっかり戦えているという自信もありますし、そういったところが代表でのプレーにも出てきていると思います。昨日のトレーニングマッチでは中盤で伊藤選手と組みましたが、これまで組んだことはなかったので、プレーする中で話し合いながらやっていこうと話して試合に臨みました。ゴールについては、これまでもセットプレーのこぼれ球から点を獲ることが多かったので、ボールが来そうなところに入れていたのが良かったと思います。

FW 田中美南 選手(INAC神戸レオネッサ)
色々な方のおかげでこうして合宿ができることを、コロナ禍の中では想像できませんでしたが、今こうして再開できたことで、東京オリンピックに向けて前向きに捉えて取り組んでいます。中断期間中にできることは多くはありませんでしたが、自分でランニングしたり、公園でボールを蹴ったりしていました。そうした期間を経て、あらためてサッカーが好きだなと思いました。シーズン中は公園でボールを蹴ることはまずないので、公園でずっとボールを蹴っていられるのは小学生の頃から変わらないんだなと。そうした部分は新鮮でした。

FW 上野真実 選手(愛媛FCレディース)
代表に集まれば普段組んでいない選手が味方になって一緒にプレーしますが、一人ひとりプレースタイルが違うので、それぞれのスタイルを考えながらやっています。昨日のトレーニングマッチでは岩渕選手と組みましたが、FWというポジションでは年齢や経験が上の選手と組むことが多く、まだ頼る部分が多いですが、自分でどうにかするというところを心がけながら取り組んでいます。

スケジュール

10月19日(月) PM トレーニング
10月20日(火) PM トレーニング
10月21日(水) AM/PM トレーニング
10月22日(木) 2-1 トレーニングマッチ vs. ふたば未来学園高
10月23日(金) AM トレーニング
10月24日(土) AM トレーニング
10月25日(日) PM トレーニングマッチ vs. いわきFC U-18
10月26日(月) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法での検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー