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今年度初となる、JFA ナショナルGKキャンプがJヴィレッジでスタート

2021年09月25日

今年度初となる、JFA ナショナルGKキャンプがJヴィレッジでスタート

9月24日(金)より福島県のJヴィレッジで、今年度初めてのナショナルGKキャンプがスタートしました。

このキャンプは、育成におけるポジション別指導・強化といったテーマのもと、将来の日本代表GK、世界基準のGKの育成を目的とし、年に3回実施しているものでしたが、今年は新型コロナウイルスの影響で今回が初の実施となります。新型コロナウイルス感染予防対策としてJFAが作成した厳格なガイドラインをもとに活動を行っています。全スタッフ、選手は集合時にSmartAmp法検査を実施し、陰性の確認が取れた上で活動を開始しました。

3日間のキャンプのなかで、トレーニング、ミーティング、グループディスカッション、自己分析など様々なプログラムが予定されており、今回のキャンプには、U-13およびU-14年代各10名、合計20名の選手が集まりました。トレーニングはU-13/U-14それぞれにGKコーチが3名ずつ指導にあたり、この年代で身につけておかなければならない基礎テクニックの習得に向けて徹底的にトレーニングを行う予定です。

夜のミーティングでは、JFA GKプロジェクトリーダーの川俣則幸コーチが、このキャンプの狙いや目的、目指すべき目標、またそこに向かうためにはどうする必要があるのか等について熱量をもって話しました。また、JFA GKプロジェクト テクニカルアドバイザーのフランス・フック(Frans Hoek)氏からもビデオメッセージをいただき、世界トップを走るフロントランナーの言葉に選手たちは目を輝かせながら聞き入っていました。選手たちは、その日の自分たちのトレーニングでの気づきやコーチからのアドバイスと照らし合わせながら翌日のトレーニングに臨めるよう、テクニックの重要性を再認識していたようでした。

さらに、本年度より、JFAコーチとしてGKプロジェクトに参画している楢崎正剛コーチからも、選手たちへ向けて自身の経験を踏まえて、選手たちに期待すること、日々の生活での意識の重要性に関するレクチャーも行われました。ナショナルGKキャンプにも初参加となる楢崎コーチの話は、日本代表としてFIFAワールドカップでもプレーしてきた経験から重みが感じられ、選手たちにも大きな刺激となったようでした。

今回、フランス・フック(Frans Hoek)氏は欧州在住のため現地に来ることが叶わず、オンラインを通じて本キャンプのサポートをする予定です。

GKコーチコメント

楢崎正剛 GKコーチ(JFAコーチ/名古屋グランパス)
新型コロナウイルスの影響がある中ではありますが、本日より全国から集まるナショナルGKキャンプが行われました。私自身も指導者として初めての参加で、選手と共に緊張感の漂う一日でしたが、選手の明るさ、このキャンプで何かを掴んで持ち帰ってやろうという強い気持ちが見られたおかげで、あっという間に一日が過ぎてしまいました。トレーニングはこの年代で必要なGKテクニックを身につけることをメインに行われました。選手自身の特徴を発揮しつつ、同年代のレベルの高い選手たちと切磋琢磨し、新たな気づきを得ようと前向きに取り組んでくれました。この3日間で選手たちには、自分で考え行動すること、積極的にトライすることで、皆が持つ大きな夢に向かってさらに飛躍するためのヒントをたくさん得て欲しいと思います。

選手コメント

有竹拓海 選手(FC東京U-15深川)
厳しい時世の中、全国のレベルの高い選手が集まりとても良い環境でプレー出来ることをとても嬉しく思っています。このようなキャンプに選ばれたからには、自分のプレーをしっかりと発揮し悔いが残らないようにやることを目標に持って1日目に臨みました。1日目を終えて、たくさんの選手とコミュニケーションを取り、良い一日にできたと思います。明日からのトレーニングでは、もっと自分らしさを出してたくさんチャレンジをし、他の選手から学ぶことも、たくさんあると思うので自分のものにして、最終日にはひとつでも多くのものを身につけられる良いキャンプにしていきます。

宮本煌大 選手(名古屋グランパスU-15)
全国トップレベルのゴールキーパー達が集まるナショナルGKキャンプに参加出来て大変嬉しく思います。そして、コロナ禍の非常に厳しい状況下でキャンプが行える環境を整えていただいた多くの方々に感謝します。今日のトレーニングを終え、少し後ろ重心になってしまうところやハイボールへの入り方がまだまだ全然出来ていないと思いました。明日の練習でもコーチからもらったアドバイスを意識して課題の克服、技術の向上を目指し、少しでも多くのことを吸収し、自分の物にしていきたいと思います。残り2日間という短い期間ですが、サッカーを楽しみながら同世代の仲間達と共に腕を磨き、自身の将来の目標に向けて繋げていきたいと思います。

谷琉成 選手(愛媛FC U-15)
新型コロナウイルスの流行によりトレーニングキャンプを開催するのが難しい中、恵まれた環境でサッカーをする機会を与えていただきありがとうございます。初めてのナショナルGKキャンプで、初めは緊張しましたが、練習しているうちに、自分の癖などをコーチが教えてくれて、緊張感もとけ、とても勉強になる1日目でした。自分の癖はキャッチをするときの構えで、脇が開いてしまうことに今まで気づかず、今日教わっていなかったらずっと脇が開いているままでした。早いうちに気づけてとても良かったです。夜のミーティングでは、楢崎コーチの話やU-15までにできておきたいことなどを知ることができたので、所属チームに帰ってもノートなどを見返し、自分の目標に一歩でも近づけるように努力していきたいと思います。

スケジュール

9月24日(金) PM トレーニング
9月25日(土) AM/PM トレーニング
9月26日(日) AM トレーニング

※全選手・スタッフは集合時にSmartAmp法検査で陰性を確認したうえで活動します。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候などにより急きょ変更する場合があります。
※今回のナショナルGKキャンプは、2021年度に3回予定されていたキャンプの第2回となります。第1回は、新型コロナウイルス拡大の影響により中止となりました。

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