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混戦のグループも…相生学院とSBFCロンドリーナが決勝ラウンド進出を決める! JFA 第9回全日本U-18フットサル選手権大会

2022年08月05日

混戦のグループも…相生学院とSBFCロンドリーナが決勝ラウンド進出を決める! JFA 第9回全日本U-18フットサル選手権大会

JFA 第9回全日本U-18フットサル選手権大会が、8月4日(木)に開幕し、全国から集まった16チームが日本一を目指して熱戦を繰り広げています。

三重県のサオリーナで初開催となった今大会では、初日から多くの試合が接戦となり、全国的なU-18年代のフットサルのレベルアップを感じさせます。混戦となっているのが、グループAです。遊学館高校(北信越/石川)が初戦で聖和学園高校フットサル部(東北/宮城)に3-2で競り勝ち、第2節でも開催地代表の稲生高校(三重)を4-2で破って2連勝としました。その一方、遊学館と同組で、優勝候補の一角に挙げられたフウガドールすみだファルコンズ(関東2/東京)は、初戦で稲生高校に2-1で競り勝ちましたが、第2節では聖和学園に0-2の完封負けを喫しました。2試合を終えた時点で全4チームに勝ち抜けの可能性が残されており、2日目の第3節でどのような結果になるか注目です。

明暗がくっきり分かれたグループBでは、決勝ラウンド進出2チームが決まりました。熊田喜則監督が「無理にフットサルをやろうとせず、ミニサッカーの感覚でやれていることが結果につながっている」と話す相生学院高校(関西1/兵庫)とFリーグの湘南ベルマーレの下部組織であるSBFCロンドリーナU-18(関東3/神奈川)が、決勝ラウンド進出を決めています。その2チームが第3節で直接対決を迎えます。「関西予選でシュライカー大阪U-18に勝てたことで、自信が増した」(森川透海選手)という相生学院高校が、再びFリーグ下部組織クラブを抑え、グループを首位通過することになるでしょうか。

Fリーグ下部組織3クラブが集まったグループCでは、第1節を終えて、フットサル日本代表にも選ばれている原田快選手を擁するペスカドーラ町田(関東1/東京)が、グループ首位に立ちました。名古屋オーシャンズU-18(東海/愛知)とシュライカー大阪U-18(関西2/大阪)の試合は、両チームのGKの好守が光り、どちらも得点を挙げられないまま0-0で終了しました。準優勝した第2回大会以来の出場を果たした北海道釧路北陽高校(北海道2)を含めた4チームの戦いは、混戦が予想されており、残りの2戦が行われる2日目も目が離せません。

グループDでは、藤井学園寒川高校(四国/香川)が、高川学園高校(中国/山口)に対してゴールラッシュを見せ、15-1で勝利。中でも5得点の牧敬斗選手と4得点の三宅悠斗選手のコンビの活躍が光りました。また、近江高校ビーパイレーツ(関西3/滋賀)は、飯塚高校(九州2/福岡)に逆転勝利して、前回大会に続く決勝ラウンド進出に向けて好スタートを切りました。

大会2日目には、決勝ラウンド進出8チームが出そろいます。その結果はもちろん、大きな可能性を秘める若い選手たちが、どのような成長を見せてくれるかにも期待がかかります。

監督・選手コメント

菊池宏志 監督(聖和学園高校フットサル部)
今年のチームは、10年やってきて一番いいと思っています。積み重ねてきたものを出せればと思います。初戦は初めての全国大会で、自分たちらしさを出せずに負けましたが、第2戦は負けたら終わりの中で、好きなフットサルを楽しんで思い切りチャレンジすることができて、こういう結果になったと思います。明日の試合も、今日勝った勢いと次に進みたいという思いを持ち、しっかり勝ち切って、準々決勝に勝ち進めるようにしたいです。

GK #1 物部呂敏 選手(名古屋オーシャンズU-18)
試合前から「初戦は引き分けでも大丈夫」とみんなで話していました。僕が無失点で守り切れば、勝ち点1は取れるのでとにかく必死にゴールを守りました。関東1位のペスカドーラ町田もいる中、自分たちはチャレンジャーの気持ちでやっています。名古屋はトップチームが圧倒的なFリーグ王者ですが、U-18はスカウトされたわけでもなく、地元の選手たちが集まっているチームです。それでもこのエンブレムに恥じない戦いを見せたいと思います。

FP #39 原田快 選手(ペスカドーラ町田U-18)
1得点は取れましたが、もっとゴール決められるシーンもありましたし、チームとしても点差を広げられる可能性があった試合だったと思います。6点で終わったのは、それが今の僕たちの力だと思うので、どんどん伸ばして、全国優勝に向けてやりたいです。2大会ぶりの全国優勝をチームで目指していますし、自分としては大会MVPにも選ばれたいと思っています。

FP #94 宮本知宙 選手(近江高校ビーパイレーツ)
最初は2点をリードされて苦しい状態でしたが、こうなることも分かっていました。耐えてやることを目指していて、それができた中で1点を返せたことが逆転勝利に向けて大きかったと思います。大会に向けてピヴォに当てる動きやシュートを意識して取り組んできました。初戦は緊張しましたが、9人全員でチーム一丸となり、準備とケアをしっかりして明日の2連戦に臨みたいと思います。

大会期間:2022年8月4日(木)~2022年8月7日(日)
大会会場:三重県/サオリーナ

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