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JFA夢フィールドでポット苗を植え付け、代表選手も参加

2019年06月30日

JFA夢フィールドでポット苗を植え付け、代表選手も参加

6月29日(土)、日本サッカー協会(JFA)は、千葉県千葉市の県立幕張海浜公園内に建設中のJFA夢フィールドでポット苗の植え付けイベントを開催しました。
イベントには、日本サッカー協会(JFA)の名誉総裁であられる高円宮妃殿下もお出ましになり、田嶋幸三JFA会長をはじめ、千葉県の森田健作知事、千葉市の熊谷俊人市長、そして、SAMURAI BLUE(日本代表)の吉田麻也選手(サウサンプトンFC)と酒井宏樹選手(オリンピック・マルセイユ)、元なでしこジャパン(日本女子代表)の澤穂希さんと宮間あやさんも参加。公募によって集まった一般参加者ら約300人と共に約50,000 株の芝生の苗を11,200 ㎡のピッチに植えつけました。

今回、ポット苗が植えられたピッチは、通常ピッチの約1.2倍の広さがある一面の天然芝ピッチになります。ピッチの配置を少しずつ変えて使用することで芝生を常にベストな状態に維持することができます。JFA夢フィールドにはこの他にも、天然芝ピッチ1面と人工芝ピッチ2面※クラブハウス、フットサルアリーナなどが整備され、日本サッカーを強くする一大拠点として、重要な役割を担う施設となります。吉田選手は「海外から帰ってきたとき、都内近郊で集中してトレーニングできる環境を見つけることはなかなか難しかったので、JFA夢フィールドができ、トレーニングだけではなく、ジムでのエクササイズだったり、リカバリーだったりと全てがここでできるということは僕ら選手にとって非常に大きい」と完成に期待を寄せました。
ポット苗の植え付けは小雨が降る中での作業となりましたが、参加者の皆さんの協力の下、無事に終了。田嶋会長は多くの方の参加に感謝しつつ、「代表チームが合宿をするときには地域の皆さんと交流ができるようなイベントもしていきたい」と話しました。
ポット苗が一面の芝生になるまでは約16週間。その間、芝生が育っていく様子は、定期的にJFAの公式Webサイト等で報告していきます。JFA夢フィールドは2020年3月に運用を開始する予定です。
※うち1面は、公益社団法人千葉県サッカー協会が整備・運営

コメント

田嶋幸三 日本サッカー協会会長
JFAのスローガンは「DREAM 夢があるから強くなる」です。そして、われわれはFIFAワールドカップで優勝するという夢を持っています。そのためには選手育成や指導者養成、審判員の育成が重要となります。私たちはヨーロッパの国に倣い、フットボールセンターができることを夢見ていました。1997年にJヴィレッジ(福島県)ができ、それが実現しました。そして、スペインやイングランド、ドイツが新しくフットボールセンターを建設するというとき、私たちもその仲間に加わりたい、JFA専用のサッカートレーニング施設を作りたいという新しい夢を持ち、それが今、JFA夢フィールドとして実現しつつあります。JFA夢フィールドができれば、代表チームの強化や選手育成、指導者、審判員の養成などを一つの場所でできるようになります。私たちは芝生と同じように、日本のサッカーをもっともっと上に引き上げられるよう育てていきたいと思っています。

森田健作 千葉県知事
本日はこのような素晴らしい行事にお招きいただき、心から厚くお礼申し上げます。昨年の10月、JFA夢フィールドの起工式が行われ、順調に工事が進んでいます。それはJFAならびに関係者、そして、地元の皆さんのご理解、ご協力の賜物と心から敬意を表します。このJFA夢フィールドは千葉県の魅力の一つに加わることでしょう。これからも工事が続きます。皆さんのご協力を賜りながら順調に進み完成することを心から願っています。

熊谷俊人 千葉市長
今日は地元の多くの方々を含め、関係者の方々と一緒にポット苗の植え付けができることを大変うれしく思います。すぐ向こうにはZOZOマリンスタジアムがあります。われわれはこのエリアをボールパークの海辺ゾーンとして、スポーツ、海辺の環境を整えていく戦略を持っています。こうしてJFA夢フィールドが多くの皆さんと一緒になって作られ、愛される空間としてスタートしていくことを私自身も非常に楽しみにしているところです。サッカー文化、スポーツ文化を支えていく場所となるJFA夢フィールドがこの千葉市に誕生することを私たちもしっかりと受け止め、連携しながら、サッカー文化、スポーツ文化が千葉市から盛り上がるよう努力したいと思います。

吉田麻也 選手(サウサンプトンFC)
ポット苗を植え付ける作業はとても楽しかったです。自分で苗を植えて将来ここでトレーニングをすることができれば、グラウンドへの愛着もわきますし、今日は地元の子どもたちも手伝ってくれて、この場所に思いを込めてもらえたかなと思います。僕たちもそうですが、子どもたちがここでトレーニングをして、将来、日本代表やなでしこジャパンで活躍してくれることが一番の喜びになると思います。JFA夢フィールドは選手にとっても日本サッカーにとってもプラスになる場所になると思いますし、最先端のサポートを受けられ、日本代表が世界のトップに近づけるようなトレーニング施設になってくれたらと思います。

酒井宏樹 選手(オリンピック・マルセイユ)
皆さんと苗の植え付けができたことは貴重な体験でした。植え付ける作業は初めてでしたが簡単なものでしたし、子どもたちとこうして触れ合う機会もなかなかないので良かったと思います。海外でプレーしている選手が日本に帰ってきたときに体を動かす場所はなかなかないなので、こういう施設を作っていただけることはすごくありがたいです。僕自身ここでプレーできるように頑張るだけですし、いろんな人に使ってもらえる施設になればいいなと思います。

澤穂希 さん(元なでしこジャパン)
普段あまり土を触る機会はないのですが、ポット苗を植える作業はとても楽しかったです。私自身、現役のときに素晴らしい芝生でたくさんの練習や試合をしてきました。いろんな方が協力してくださって素晴らしい場所ができていたことを改めて知り、感謝の思いです。そして、これからの未来ある子どもたちにこの素晴らしい施設で練習や試合をしてほしいと感じました。代表チームにはワールドカップやオリンピックで優勝してほしいと思っていますし、その原点がこのJFA夢フィールドにあったらいいなと思います。

宮間あや さん(元なでしこジャパン)
今日はたくさんの方々と一緒に作業をすることができ、また、こうやってピッチができていくということを知れる体験をさせていただき、すごく楽しかったです。サッカー関係者の方々も含め、私もその中の一人として関われたことをうれしく思います。JFA夢フィールドは全てのサッカー選手がプレーしたいと思える場所になってほしいですし、ここで流した汗、そして涙もあるかと思いますが、そういうものが世界につながる場所になっていってくれたらと思います。

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