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JFAこころのプロジェクト「夢の教室」とauじぶん銀行「お金の授業」を渋谷区立長谷戸小学校で実施

2023年03月30日

JFAこころのプロジェクト「夢の教室」とauじぶん銀行「お金の授業」を渋谷区立長谷戸小学校で実施

JFAこころのプロジェクトと支援企業であるauじぶん銀行は3月13日(月)、東京都渋谷区立長谷戸小学校の5年生を対象に、「夢の教室」と「お金の授業」を学校で行う対面形式で実施しました。

創立110周年を昨年迎えた長谷戸小学校に今回夢先生として登壇したのは、元プロサッカー選手で柏レイソルやジェフユナイテッド千葉などで活躍した増嶋竜也さんです。昨年までは母校の市立船橋高校サッカー部でコーチをしていましたが、今年度から東京都社会人サッカーリーグ1部からJリーグを目指すSHIBUYA CITY FCで監督を務めています。

2時間目から始まる「夢の教室」では、体育館で体を動かしながら夢先生とチームになる「ゲームの時間」からスタートです。体育館に集合した子どもたちのもとに夢先生が軽やかに登場すると「わぁ」と歓声が上がりました。増島先生の自己紹介の後、4時間目に「お金の授業」を行うauじぶん銀行さんからもご挨拶がありました。増嶋さんが色んな場所や頭を使ってリフティングを見せると、少し緊張気味だった子どもたちからも自然と拍手が起こります。そして、希望者とサッカーボールを使ってパス交換した後、いよいよ夢先生と子どもたちがチームになって行う「ゲームの時間」が本格スタートです。子どもたちと夢先生は、フラフープを手に持ってお互いの距離を取りながらゲームを進めていきます。途中フープから手が離れないようにみんなで協力しながら、アシスタントが出す課題を「作戦タイム」を取りながら見事にクリアすることができました。

教室に移動しての「トークの時間」で夢先生は、ジャージからスーツに着替えて登場します。小学5年生の子どもたちは、実際に増嶋先生が、サッカー選手だったことを知らないので、現役当時の映像を観ることから授業が始まります。増嶋さんが、夢であったプロ選手になるまでを挫折や失敗、そして成功などで上下する夢曲線を使って話していきますが、まずはどうやって夢に出会ったのか、プロ選手でもみんなと同じような子ども時代があったということから親近感を持ってもらいます。増嶋少年は友達といることが本当に好きで、「友達がサッカーを始めるから自分もサッカーをやる」。それが、サッカーを始めたきっかけでした。そして、小学校4年生の時にJリーグの試合を初めて国立競技場で観戦することになり、ここで人生を変える運命の出会いが訪れます。ある人に心を奪われたのでした。その人の名前は、三浦知良選手ことカズさんです。カズさんは、ゴールを決めた後にかっこいいダンスをゴールパフォーマンスとして見せていて、そこに増嶋少年は憧れを抱き、将来こうなりたいという夢ができました。

「“カズダンス”って知っている?カズダンスを前に出て見せてくれる人?!」という増嶋先生の問い掛けに反応してくれた男子1名と担任の先生が前に出てみんなの前でカズダンスを披露してくれて、クラスが一気に盛り上がりました。夢を叶えるまで挫折やつらい思いなど夢を諦めてしまいそうな経験をたくさんしつつも、仲間や色んな人のおかげで、夢にたどり着くことができました。

増嶋先生の話を聞いた後、子どもたちは今の自分の夢を発表してくれました。そして「夢があることはすごく素敵なことだし良いこと。でも今夢を持っていないからといって、決して慌てることなく好きなことを見つけてください」とメッセージを伝えて2時間目と3時間目の「夢の教室」は終わりました。

休み時間を挟んで4時間目は、これまでオンラインでの授業でしたが、今回は初となる対面での「お金の教室」を実施しました。お札に関してのクイズや、童話「3匹のこぶた」をもとにした「auじぶん銀行劇場 金融昔ばなし」などを教材に、お金のため方などを具体的に学んでいきます。子どもたちは積極的に挙手して回答しながら授業が進んでいきます。授業のなかでは、その場で回答するだけでなく、ワークシートを使ってそれぞれ記入をする箇所もあります。ワークでは、実際に自分だったら限られた予算、いろいろな条件下でどうするかアイデアを絞ります。この授業の最後にも自分の考えを発表する時間がありますが、大人たちには想像もつかない素敵なアイデアが、たくさん出てきました。

この後「夢の教室」では、夢先生が子どもたちのお手紙に返事を書いた夢シートが、「お金の授業」ではauじぶん銀行の方がお返事を書いたワークシートが子どもたちのもとに帰ってきます。

夢先生コメント

増嶋竜也 さん(元サッカー日本代表)
今回は、渋谷区立長谷戸小学校での授業に夢先生として登壇させていただきありがとうございます。SHIBUYA CITY FCという東京都社会人サッカーリーグ1部のチームで監督をしており、いわば地元渋谷で「夢の教室」の授業をできることに、縁を感じています。
体育館での体を動かす「ゲームの時間」では、明るく元気よく取り組んでくれて、途中失敗することもありましたが、最終的にはみんなで協力することで課題をクリアすることができました。また、教室での「トークの時間」では、多くの子どもたちが本当に積極的に手を挙げて答えるなどみんなが授業に主体的に参加してくれました。
子どもたちだけでなく、担任の先生にもみんなの前でパフォーマンスしていただくなど先生も子どもたちも一緒になり「クラス」全体が「チーム」になった授業ができたので、とてもいい時間をみんなで作ることができました。
今回このような素敵な機会を作っていただいたauじぶん銀行のみなさまをはじめ、学校関係者のみなさま、関わっていただいたみなさんにお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

支援企業コメント

auじぶん銀行 広報部
3年目となる「夢の教室」の協賛ですが、今回はオンライン授業ではなく、初めての現地での対面授業となりました。
“夢先生”をしていただいた増嶋竜也さんは、子どもたちと一緒に体を動かす「ゲームの時間」でも、夢について話をする「トークの時間」でも、子どもたちと積極的に会話をしながら楽しく授業を進めており、子どもたちにとって心に残る貴重な時間になったことと思います。
私たちの「お金の授業」では、当行の子ども向け金融教育動画である「auじぶん銀行劇場 金融昔ばなし」をもとに授業を実施させていただきました。授業の最後に行った「決められたお金を使って自分が住む家を建てる」というワークでは、私たちの想像を超える数々の意見やアイデアに非常に驚かされました。また、授業全体を通して、手を挙げるなど積極的に参加してくれる生徒が多く、大変嬉しく思いました。
今回の「夢の教室」と「お金の授業」が、子どもたちにとって、夢を持つことの大切さや、お金について学ぶことの大切さを知る機会になれば幸いです。私たちauじぶん銀行は、今後も子どもたちに向けた金融教育の推進に取組むことで、子どもたちの健やかな未来を創ることに貢献していきます。

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