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第1回JFAレフェリーキャラバンを岡山県で実施

2015年05月04日

第1回JFAレフェリーキャラバンを岡山県で実施

4月18日・19日に岡山県で第1回JFAレフェリーキャラバンを実施しました。これは、JFA審判委員やJFA審判インストラクターが、JFAと47都道府県サッカー協会(47FA)審判委員会と同じ方向性をもって継続的に審判員と審判インストラクターのレベルアップを目的とした活動です。2015年から2018年に47FAを2日間訪問して審判活動を協働で行い、47FAの審判の課題や今後の方向性などを情報交換します。2016年3月までの1年間で13の都道府県サッカー協会での開催を予定しています。

岡山のレフェリーキャラバンでは、審判の指導法である「チュータリング」の実践や、オフサイドの判定トレーニングである「インスタントフィードバック」、走法のトレーニングなどを行いました。また、家本政明プロフェッショナルレフェリーも参加したデモンストレーションを実施。審判員と語り合う時間も設けました。

インスタクターコメント

石山昇 JFA S級審判インストラクター
今年から始まったJFAレフェリーキャラバンの記念すべき第1回目を岡山県で開催したことは、とても幸運なことだったと感じています。梶本委員長を始めインストラクターの光岡氏、本郷氏、そして1級審判員の堀氏が全面的に協力して本プロジェクトの1回目を成功させようと努力していただきましたし、参加していただいた審判員、インストラクターの皆さんがとても興味を持って積極的に取り組んでいただけたことが開催を成功に導いたと感謝しています。JFA審判界の将来構想を実現に向けるための第一歩としてこんな良いスタートはありません。ありがとうございました。
また、審判員の育成・強化に新しいアプローチ(スキル)を取り入れようというコンセプトのもと、チュータリング、プラクティカルトレーニング、フィジカルトレーニング、FIFA/AFC指導教材の活用など盛りだくさんの内容をギュッと詰め込んだ2日間でしたが、皆さん楽しく参加できたとおっしゃっていただき、次のキャラバンへの活力に繋がりました。”日本審判文化の醸成”という壮大な目標に向けた長い道のりですが、全国に向けて次々と情報発信していきます。近くに伺った際は是非顔を出してみてください。きっと新しく楽しい経験ができると思います。

受講者コメント

梶本信治 岡山県審判委員長
昨年4月に委員長に就任後、インストラクタ-のレベルアップが審判員の育成・強化に繋がると信じて取り組んできました。JFAレフェリ-キャラバンプロジェクト(以下キャラバン)の実施要領が示され、当県の取り組むべき方向と合致しているとの思いが働き、全国で一番最初に実施したいとの思いで応募し、指名されました。キャラバン開催中はとても充実した二日間でした。石山昇チーフインストラクタ-以下の講義はすべて内容が緻密で、かつ熱い気持ちで指導いただいいることがひしひしと伝わってきました。初めて行われたチュータリングの説明・確認など受け、今後当県のインストラクタ-がトライし、必ず審判員の育成・強化に繋げていきたい所存です。ご指導いただきました講師の方々に対するお礼は審判員の育成・強化に努め、良い審判員を輩出することだと思っています。

沖俊典 2級審判員
何を感じ、吸収できるのか非常に楽しみな気持ちで挑みました。今回のJFAキャラバンでは多種多様なメニューが組まれており、どれも新鮮で多くのこと学ばせていただきました。その中でもチュータリングの講義では、審判員やインストラクターと活発に意見を交わしあうことで、楽しみながらもサッカー競技そのものをより深くまで掘り下げることができました。2日間を通して審判員としてだけでなく人としても、たくさんの考えや見方があること、成長するためにはどうすればよいのかを考えさせられ、濃密な経験をすることができました。本キャラバンを糧として、将来の目標に向かって段階的かつ継続的に成長していきたいと思います。 

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