平章SSSが高い個人技で4得点を挙げ、7年ぶりに福井県代表に！

平章サッカースポーツ少年団　4－1　福井市中央フットボールクラブU12 A

福井県大会は平章サッカースポーツ少年団（平章SSS）が7年ぶり4度目の優勝を飾り、全国大会への切符を手にしました。

福井市中央フットボールクラブU12 A（福井市中央）との決勝は、前半4分に平章SSSがキャプテン川中浩夢選手のドリブルからの豪快なミドルシュートで先制に成功。その後、必死で同点ゴールを狙う福井市中央の攻撃をなんとか凌ぐと、19分には宮崎麗司選手が獲得したPKのチャンスを再び川中選手が決め、2点リードで前半を折り返しました。

後半早い時間に1点返したかった福井市中央でしたが、反対に21分に平章SSSの宮崎選手に鮮やかなループシュートで得点を許し、さらに苦しい展開に。それでも「焦らずにいこう！」と声を掛け合った福井市中央は、阪口海選手が23分にゴールを決めて反撃の狼煙を挙げ、さらにスピードのあるFW土屋順平選手のドリブルを軸に攻め立てます。しかし、次のゴールは平章SSS。25分にCKからのこぼれ球をドリブルで持ち込んだ川中選手が左足で蹴り込んで4－1とし、このゴールでハットトリックを達成しました。川中選手のお父様で、チームを率いる川中勝弘監督は、この日の勝利を振り返り「ケガ人が戻って本来の攻撃ができました。この決勝が今のところベストゲームです」。全国大会でも、個人技を生かした平章SSSのサッカーに期待できそうです。

監督・選手コメント

川中勝弘 監督（平章サッカースポーツ少年団）
準決勝まではボランチの伊藤良壱選手がケガで試合に出られませんでしたが、準決勝から戻ってきたことで、本来のドリブルを主体とした攻撃的なサッカーをすることができました。決勝の4得点はちょっと出来すぎですが、内容的にはベストゲームだったと思います。福井市中央のFW阪口海選手はスピードがあるので、そこを抑えることがテーマでした。1失点はしましたが、彼をうまく抑えられたのも勝因の1つだと思います。息子が試合後のインタビューで全国ベスト16以上が目標と言っていましたが、おそらく私が小学6年生の頃に平章SSSで残した成績を越えたいということだと思います。全国大会でも平章SSSらしく、型にはまらない自由なサッカーを見せてほしいと思っています。

川中浩夢 選手（平章サッカースポーツ少年団　キャプテン）
優勝できて、本当にうれしく思っています。試合前のテレビのインタビューで「たくさん点を取って優勝します」と言っていたので、ハットトリックで有言実行できたこともうれしいです。決勝では福井市中央の阪口選手のスピードをみんなで抑えようと言って入りました。阪口選手の突破からの流れで1点を奪われましたが、それ以外はみんなで囲んで仕事をさせなかったと思います。勝てた理由もここにあると思います。また決勝では前線からプレスをしっかり掛けられました。全国大会でも平章SSSらしいサッカーをして、ベスト16以上を狙いたいです。

宮崎麗司 選手（平章サッカースポーツ少年団）
決勝という舞台でゴールを決められたので、スッキリした気分です。決勝ではどんどんシュートを打って行こうと話し合って、積極的にミドルシュートも狙っていきました。その中で平章SSSの3点目を自分が決めることができてうれしいです。全国大会では、まず1試合目に集中して勝って、1つずつ勝利を重ねていきたいです。全国の舞台でもゴールを決め、パフォーマンスをやりたいです。

伊藤良壱 選手（平章サッカースポーツ少年団）
右足の捻挫で、準決勝まで試合に出られませんでした。その悔しさもあって、決勝は絶対に勝ちたいと思って試合に出ました。福井市中央の阪口選手はスピードがあるので、マッチアップする自分次第で試合の流れが決まると思っていました。ある程度、抑えることができたと思います。

徳川留野 選手（平章サッカースポーツ少年団）
福井市中央のセンターバック・田中蔵人選手の守備がうまいので、そこをどうやって外しながら攻めるかを考えていました。川中選手から相手DF裏へのパスも1つの方法でした。決勝では両サイドで起点が作れていたかもしれませんが、それは意図的ではなく、自然な流れでそうなりました。
全国大会ではJリーグの下部組織のチームと対戦して勝ちたいです。目標はもちろん優勝です。

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  2位：福井市中央フットボールクラブU12 A
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  3位：明新ジュニアフットボールクラブ A
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  3位：フェンテ奥越FC