Vivace FCが王国・静岡で連覇を達成！

Vivace FC　2－0　 Honda FC・U-12

ピッチ上は30度を超えていたであろう暑さの中、両チームの選手たちがハツラツとした集中力の高いプレーを見せ、引き締まったスタートとなった決勝。その中で、Vivace FCが少しずつ攻守に主導権を握っていきました。守備ではフィールドの7人全員が球際で厳しい対応を見せてHonda FC・U-12（Honda）の選手に自由を与えず、攻撃では小塩拳生選手、青島健大選手、田中芳拓選手らを中心に高いキープ力と突破力を発揮して相手ゴールに迫ります。

前半8分、Vivace FCはバイタルエリアで小塩選手がしっかりとキープしてDFを引きつけ、2列目から飛び出した青島選手にパスを出すと、青島選手がしっかりとゴール左に決めて先制します。その後もVivace FCが優位に試合を進める中、Hondaはセンターバックの吉岡直輝選手やトップの澤上寛人選手らがチームを引っぱりながら必死に食らいついていきますが、なかなか決定機を作れません。それでもあきらめずに戦い続けるHondaに対して、Vivace FCは後半13分にも鈴木敦之選手の右CKから小塩選手が頭で合わせ追加点。最後まで付け入る隙を与えないまま2点のリードを守り切ったVivace FCが、自分たちの力を発揮して昨年に続く王国・静岡での連覇を達成しました。

監督・選手コメント

古杉仁志 監督（Vivace FC）
連覇は夢のようですね。昨年は初出場で初優勝、そして今年も2年連続で優勝するというのは本当に難しいこと。今年の6年生が自分たちで伝統を作ろうと頑張ってくれた結果だと思います。Honda FCが力のあるチームでしたから、自分たちが目指す「人もボールも動く、やって楽しい、観て楽しいサッカー」というのは正直あまり出せなかったと思いますが、守備のところでボールに対してアグレッシブにいくという部分はある程度できたかなと思います。全国大会では、今年こそ1次ラウンドを突破して、優勝を目指して頑張りたいです。そのためにはさらに何段階もレベルアップしていかなければいけないと思います。

小塩拳生 選手（Vivace FC　キャプテン）
去年も試合に出ていて、優勝した時はすごくうれしかったし、今年は自分たちの年代で優勝できて本当にうれしいです。Honda FCのセンターバックの吉岡直輝選手がうまくて、ロングシュートもあると聞いていました。そこをケアしたり、吉岡選手の隙を突いてシュートを打ったりすることを考えていたので、先制点の場面で吉岡選手を引きつけてパスを出せたのは良かったです。自分の得点シーンは、練習でもやっている形だったので、それが試合で生かせて良かったです。

青島健大 選手（Vivace FC）
ベンチにいる人たちもみんなで応援して、チーム一丸となって必ず県大会で優勝しようと話し合って試合に入ったので、勝てて本当にうれしいです。自分も常にゴールを狙っていたので、先制点を決められてすごくうれしかったし、次もどんどん点を取ろうという気持ちになりました。攻撃もみんなでいつもどおりにできたし、練習どおりのゴールだったと思います。全国大会では、昨年は1点しか取れなかったので、今年は8点ぐらい取りたいです。

高田洋一 選手（Vivace FC）
昨年は長崎代表で全国大会に出ましたが（昨年末に静岡に転居）、今年はそのチームが全国大会に行けなかったので、長崎のみんなの気持ちも背負って頑張りました。もう1人のDFの野中陸選手と声を掛け合って、前の選手もよく守備をしてくれたし、チーム全体で球際に強く行けたのが良かったと思います。昨年はVivace FCも、長崎代表で出た自分も1次ラウンドを突破できなかったので、今年はまずそこを突破して、決勝トーナメントを勝ち進んで優勝したいです。

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  2位：Honda FC・U-12
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  3位：SALFUoRs
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  3位：藤枝東FCジュニア