石川
前半の大量リードを守った美川FCジュニアAが、うれしい初優勝
美川FCジュニアA 6-1 額サッカースポーツ少年団
石川県大会は美川FCジュニアAが額サッカースポーツ少年団を破り、初優勝を掴み取りました。
爽やかな風が吹きわたる好天に恵まれ、美川のキックオフで始まった決勝は、キャプテンの駒沢直哉選手から島野怜選手へのパスで果敢な攻めを見せる美川が主導権を握ります。試合開始から5分、廻智樹選手のパスを島野怜選手がシュート。これが先制点となりますが、さらにその直後にはDFの島野輝選手が見事なロングシュートを決め2点目。
これに対して、額はこれ以上の失点を阻もうとプレッシャーをかけて反撃を試み、CKからのチャンスで何度もゴールに挑みましたが、勢いづく美川が優位な展開で進みます。前半ラストで美川が立て続けにシュートを決め5-0でハーフタイムを迎えました。
後半も、美川はスタートから島野怜選手に代わり栗田凌介選手を投入しペースを握ります。開始早々に追加点を決め6-0。一方の額も後半は美川の攻撃の抑えどころを見極めてボールを奪い、そこから積極的に反撃を仕掛けます。渡辺壮太選手らがシュートを放ちましたが、その攻撃がやっと実ったのは試合終了間際。ややスタミナ切れとなった美川に1点を返し、6-1となったところでタイムアップ。石川県の70チームの代表は、決勝の舞台でも攻撃力を遺憾なく発揮した美川FCジュニアAとなりました。
監督・選手コメント
釜谷充哉 監督(美川FCジュニアA)
トレーニングを積み全国大会出場、石川県大会で絶対に優勝しようとチーム全員で頑張ってきました。後ろに引かず前からボールを繋いで常にシュートを狙う自分たちのカラーをどれだけ出せるか、出し通せるかだけを考えて試合に臨みました。時に無謀とも見える攻撃が基本ですが、前半は予想通りの展開で点も取れました。ただ、今日の優勝は通過点です。全国の強豪相手に勝ち抜き、本当の喜びを選手たちに味わってもらいたい。そのため、全国大会でもチーム一丸となりゴールを目指したいと思います。
駒沢直哉 選手(美川FCジュニアA キャプテン キャプテン)
シュートがよく決まってよかったと思います。監督からは「しっかりパスを回して、シュートできる時はシュートを打て」と言われていたので、しっかりコースを見て蹴ったのが良かったと思います。自分も含めてチーム全員が気合いを入れて気持ちで負けないようにし、美川のサッカーを出し切れました。額とは何度か試合をしていたのですが、向こうも今回は気合いが入っていてプレッシャーも早く、簡単な試合ではありませんでした。全国大会でも美川のサッカーを見せられるよう頑張ります。
島野輝 選手(美川FCジュニアA)
今日は絶対に2勝して全国大会へ行くぞと思っていたので、優勝できてすごくうれしいです。僕はロングシュートが得意で、ゴールを決められたのはよかったと思います。ただ、センターバックなのに攻めに行き過ぎるのが課題で、ボールを奪ったら前へ前へと行き過ぎてパスしようと思ったら自分1人だったということがあるので、全国大会では周りにしっかり気を配ることを忘れずに攻めて行きたいと思います。将来はスペイン代表のシャビやセルヒオ・ラモスのような選手になりたいと思っています。
丹羽一颯 選手(美川FCジュニアA)
全国大会ではもちろん優勝を目指していますが、まずは1次ラウンドを突破すること。個人としては、当たり負けせず、ボールを絶対奪われないようにして、ゴールを決めたいです。僕のプレースタイルは相手DFから積極的にボールを奪い、サイドを駆け上がってから中に切り込んで、ファーサイドにシュートを決めるというのが理想の形。目標としているのはシャビ(スペイン代表)。周りをよく見てプレーできる選手になりたいです。
角村諒太 選手(美川FCジュニアA)
決勝ではいつも通りプレーしようと心掛けました。3点目のゴールは狙い通り。相手GKの弾いたところを狙って行けと普段からコーチに言われていました。後半は相手DFもうちのプレーに慣れてきたみたいで、なかなか攻め切れませんでした。全国大会ではハットトリックを決めたいです。これまでにもハットトリックはあるけど全国大会で決めてみたいので、シュートを決めるための練習や相手との駆け引きをもっと磨いていきたいです。
優勝 | 美川FCジュニアA |
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準優勝 | 額サッカースポーツ少年団 |
3位 | 旭丘フットボールクラブ、第一翼スポーツ少年団 |
敢闘賞 | 額サッカースポーツ少年団 |
努力賞 | 旭丘フットボールクラブ |
グッドマナー賞 | 第一翼スポーツ少年団 |
準優勝:額サッカースポーツ少年団
3位:旭丘フットボールクラブ
3位:第一翼スポーツ少年団