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第38回全日本少年サッカー大会
第38回全日本少年サッカー大会
決勝大会:2014/8/3(日)〜2014/8/9(土)
都道府県大会:2014/4/5(土)〜2014/6/29(日)

香川

後半に力を発揮した丸亀フットボールクラブ、2年ぶり6度目の優勝

丸亀フットボールクラブ 2-0 小山FC (R)

梅雨のどんよりとした曇り空の下で行われた香川県決勝は、丸亀フットボールクラブ(丸亀)と小山FC(R)(小山)の対戦となりました。

試合は前半から丸亀がボールを支配。中盤でボールを奪うと、そこから左右を広く使ってワイドに展開する攻撃や、相手の裏を狙う攻撃を仕掛けるなど、相手ゴール前まで攻め入る場面が多く見られました。しかし対する小山も、前半だけで9本のシュートを放たれながらも、ゴール前では守備陣が懸命に相手選手に体を寄せ、またGK鵜川葵斗選手のファインセーブなどもあって、試合は0-0で折り返しました。

後半に入ると、前半以上に丸亀が相手の裏を狙うプレーを仕掛けます。セカンドボールを確実に拾い、そこから速い展開でペナルティエリア内に攻め込みました。そして後半5分、「相手DFの裏を狙っていた」と言う藤井大翔選手が左サイドからうまく抜け出し、そのままシュート。これが見事に決まって、丸亀が先制点を奪います。さらに後半12分には、右サイドの石橋樹選手からパスを受けた岩部健太郎選手が落ち着いてゴール左隅に決め、追加点を挙げました。終盤には小山も必死の猛攻を見せましたが、試合はこのまま2-0で終了。勝利した丸亀は、2年ぶり6度目の栄冠を手にしました。

監督・選手コメント

山下公紹 監督(丸亀フットボールクラブ)
昨年4月頃から全然勝てない状況でした。ただ、そこからチーム内での競争や選手たちの勝利に対する意識の変化があり、こうして結果が出たことにホッとしています。決勝の前半は相手が引き気味に守っていて、裏のスペースがあまりなかったので少し苦しみました。後半に入ってから裏のスペースも取れるようになってきて、徐々に自分たちのペースになりました。ここで得点できたのは良かったです。全国大会では、もう少しディフェンス面を強化して、まずは初戦突破を目指したいです。

藤井大翔 選手(丸亀フットボールクラブ キャプテン)
決勝はもう少し点差をつけて勝ちたかったのですが、優勝できてよかったです。前半は自分たちが目指すDFの裏を取るサッカーがあまりできませんでした。監督からはハーフタイムに「もっと裏を取って、相手にしっかり体を寄せるように」と指示がありました。後半、得点したシーンの前にもチャンスがあったのですが、それを決められなかったので、次は絶対に決めたいと思っていました。全国大会では今日の後半のように、丸亀FCのサッカーをしたいと思います。

岩部健太郎 選手(丸亀フットボールクラブ)
前半は少し焦ってしまってパスがうまく出せませんでした。後半は相手のプレーを読んで、ボールを大きく蹴ってくると思ったら僕たちはラインを下げて、そこからカウンターを狙うなど、落ち着いて試合を組み立てることができました。得点は石橋選手から良いパスが来て、そこからドリブルをして思い切りシュートを打ちました。コースは狙っていなかったのですが、うまく決まってうれしかったです。全国大会では、丸亀FCのパスサッカーをして勝ちたいです。

三谷幸記 選手(丸亀フットボールクラブ)
優勝できて、とてもうれしいです。みんな緊張していて、最初は相手への体の寄せなどができなかったので、今までの試合で今日のゲームが一番きつかったです。後半は少しずつ慣れてきて、GKとしてもしっかり指示できたので良かったと思います。1点リードの時、右サイドからのシュートが飛んできたシーンでは一瞬焦りましたが、しっかりと止めることができました。全国大会では無失点に抑えて、いつも通りの試合をして1つ1つ勝っていきたいです。

菊川魁斗 選手(丸亀フットボールクラブ)
前半は相手への体の寄せなどが甘く、先にボールに触わられてしまい、なかなかボールが取れませんでした。相手にボールを取られた時、早く相手に体を寄せて、仲間が戻って来るまで少し時間を作ることを意識して練習に取り組んできました。後半では、それができたので良かったです。全国大会でも最終ラインから確実に攻撃を組み立て、緊張せずいつも通りに戦っていきたいです。全国優勝を目指して頑張ります。

優勝 丸亀フットボールクラブ
2位 小山FC(R)
3位 ジョイナスたどつフットボールクラブ
4位 綾歌少年サッカークラブ
敢闘賞 飯山FC
努力賞 大川ジュニアフットボールクラブ
グッドマナー賞 SFC坂出

  • 2位:小山FC(R)

  • 3位:ジョイナスたどつフットボールクラブ

  • 4位:綾歌少年サッカークラブ

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