岡山
満園選手がハットトリック! オオタフットボールクラブが10年ぶりに全国へ
オオタフットボールクラブ 4-0 FC Viparte
6月15日、岡山県新見市の新見市防災公園で行われた岡山県大会最終日。決勝は、オオタフットボールクラブ(オオタFC)と、FC Viparte(ヴィパルテ)の顔合わせとなりました。
前半6分、ヴィパルテは果敢にペナルティエリアを飛び出してプレーしたGK赤岩咲丞選手が、相手選手との接触プレーで交代となるアクシデント。それでも、代わって入った土井健心選手の好プレーもあり、粘り強い守備から攻撃に繋げていました。
しかし、先制点を奪ったのはオオタFC。19分に満園修太郎選手がGKとの1対1を落ち着いて決めて、リードを奪います。さらに前半終了間際には、大田修平監督が「2点差でハーフタイムを迎えることになったのが非常に大きかった」と振り返った2点目を岩井琢朗選手が決め、リードを広げます。
後半、ヴィパルテもどんどん前にボールを運ぶ攻撃で反撃に転じましたが、オオタFCは終盤の36分と37分に満園選手が決めて、ハットトリックを達成。結局、4-0で勝ったオオタFCが、10年ぶり3回目となる全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
大田修平 監督(オオタフットボールクラブ)
決勝の前半はなかなか点が取れませんでしたが、流れの中からフィニッシュまで行けるシーンが多く、決まるのは時間の問題かなと思っていました。うちのクラブはどの学年も、小さい頃から個人技を重視し、「個」にこだわって指導しています。今はようやくその「個」が「チーム」になるところ、発展途上だと思っています。全国大会での目標は日本一ですが、ここから先の対戦相手は各都道府県で優勝した実力のあるチームばかり。目の前の一戦一戦を大事に、自分たちのサッカースタイルを貫いて、結果も残したいです。
岩井琢朗 選手(オオタフットボールクラブ キャプテン)
ここまでどのチームよりも遠征や練習をしてきたので、優勝できてよかったです。前に向かう気持ちを強く持ち、前半終了間際に2点目を決めることができました。この大会は、シュートで終わるプレーができたことが良かったと思います。目標としているのは日本代表の香川真司選手です。全国大会では組織的なプレーだけでなく、ダイナミック、トリッキーな動きでみんなに注目されるようなプレーを見せて、たくさん得点を決めたいです。
今井颯人 選手(オオタフットボールクラブ)
決勝はどうしても勝ちたかったのですごく緊張していました。でも、味方が1点を取ってくれてからは少し落ち着きました。今大会、チームの守備は良かったと思います。自分(GK)からのロングパスで得点に繋げるプレーもできたので、頑張ってきた練習の成果が出せました。目標にしている選手は、日本代表の西川周作選手。味方DFと一緒に頑張ってゴールを守って、全国大会では無失点で優勝したいです。
満園修太郎 選手(オオタフットボールクラブ)
決勝は緊張していて全然動けていませんでした。早く1点を取って落ち着いて、みんなも落ち着かせて、しっかり勝ちたいと思いながらプレーしていました。先制点を取れた時はすごくうれしかったです。オフサイドに気をつけて、裏への抜け出しができたので、後半にも2点取ることができたと思います。目標の選手は、日本代表の岡崎慎司選手です。全国大会でも、どんどん裏のスペースに走って、ゴールを決めて勝ちたいです。
都田晟大 選手(オオタフットボールクラブ)
優勝できて、すごくうれしいです。相手はパスを繋いでくるチームなので、プレーを早くして、後ろから声を出すことが大事だと思っていて、それができたと思います。なかなか得点できない時間も、前線の選手は頑張っているから後ろも頑張ろうと思っていました。僕はDFですけど、プレーに遊び心があるブラジル代表のネイマール選手が目標です。全国大会では、前線の選手のために後ろから声をかけてフォローしたり、FKを狙える時は狙っていきたいです。
優勝 | オオタフットボールクラブ |
---|---|
2位 | FC Viparte |
3位 | 笠岡中央サッカー少年団 |
4位 | Jフィールド津山SC |
敢闘賞 | FC Viparte |
努力賞 | 笠岡中央サッカー少年団 |
グッドマナー賞 | Jフィールド津山SC |
2位:FC Viparte
3位:笠岡中央サッカー少年団
4位:Jフィールド津山SC